Yes-No

オフコースの「Yes-No / 愛の終わる時」は、1980年6月21日にリリースされた通算19枚目のシングルです。

Yes-No

「Yes-No」はアルバム『We are』にも収録されていますが、シングルバージョンとはエンディングが異なり、アルバムバージョンに存在する大間ジローによるカウベルの音は含まれていません。ベストアルバム『SELECTION 1978-81』に収録されているのは、富樫要のフリューゲルホルンソロをイントロに加えたシングルバージョンとアルバムバージョンを組み合わせたものです。

小田和正は歌詞について、「当時の歌詞としては一線を越えていたからこそ、多くの人のアンテナに引っかかった」と語っています。また、歌詞が疑問文で構成され、相手に責任を求める形になっていることも特徴です。ファンの間では、曲中の特定の箇所で手拍子をする習慣が自然発生的に生まれました。

小田和正は後にこの曲をセルフカバーし、シングル「風の坂道」のカップリングやアルバム『LOOKING BACK』に収録。コンサートやTBS系『クリスマスの約束』でも、オフコース時代のオリジナルアレンジで演奏されています。

愛の終わる時

「愛の終わる時」はオリジナルアルバムには収録されず、「Yes-No」と同様に『SELECTION 1978-81』に収録されました。その際、ビル・シュネーによってリミックスが施され、間奏が短縮されています。

パッケージとアートワーク

ジャケットには、前作のライブアルバム『LIVE』のブックレット用に撮影された未使用写真が使用されています。裏面には歌詞の他、『LIVE』とシングル「生まれ来る子供たちのために / この海に誓って」の紹介が掲載されています。

収録曲

SIDE A

1. Yes-No

SIDE B

1. 愛の終わる時

「愛の終わる時」は鈴木康博が作詞・作曲、オフコースが編曲を手掛けています。

その他

乾くるみの小説『イニシエーション・ラブ』や、その映画版の劇中歌としても使用されています。

もう一度検索