エクセディ

エクセディ株式会社について

株式会社エクセディ（英: EXEDY Corporation）は、日本の自動車部品メーカーであり、その本社は大阪府寝屋川市に位置しています。当社は、自動車や二輪車に必要なクラッチやトルクコンバータを主力商品として製造しており、さらに建設機械、産業機械、農業機械に至るまで多岐に渡るクラッチやトランスミッション製品を提供しています。エクセディは、業界団体であるみどり会の会員企業であり、三和グループの一員でもあります。

もともと「株式会社大金製作所」として1950年に設立された当社は、1963年に寝屋川市に本社を移転し、1973年には大金・アールエム株式会社を設立しました。その後、1975年に大阪証券取引所の2部に上場しましたが、1995年には現在のエクセディという社名に変更し、1996年に1部に指定替え、1997年には東京証券取引所の1部にも上場しました。

2002年にはアイシン精機と業務提携し、2004年にはISO/TS16949の認証を取得しました。2011年には特例子会社エクセディ太陽を設立し、2012年には新本館が竣工しています。

事業所

エクセディの本社は寝屋川市の木田元宮にあり、東京営業所、神奈川営業所、静岡営業所、浜松営業所、中部営業所、広島営業所の各営業所も存在します。具体的には、東京営業所は東京都武蔵野市に、神奈川営業所は厚木市に、静岡営業所は富士市、浜松営業所は浜松市にあります。また、中部営業所は愛知県安城市、広島営業所は広島県安芸郡海田町に位置しており、伊賀市には上野事業所、さらに埼玉県川越市には川越工場、広島県東広島市には広島工場があります。

スポーツ関連事業

エクセディは企業活動の一環として、スポーツにも積極的に関与しています。2012年からは、上野事業所の所在地である三重県伊賀市を拠点とする日本女子サッカーリーグの伊賀FCくノ一三重とスポンサー契約を結びました。契約の内容は、選手のユニフォームスポンサーとしての役割を果たすもので、選手たちは同社に嘱託社員として受け入れられています。

さらに、エクセディ女子卓球部は、日本卓球リーグにおいて注目される強豪チームとして知られ、2015年には1部リーグに昇格しました。このように、スポーツにおける支援を通じて地域貢献やブランド力の向上を図っています。

まとめ

株式会社エクセディは、自動車部品業界において重要な役割を果たしている企業であり、その歴史や多様な製品展開、さらにはスポーツへの取り組みを通じて、企業としての社会的責任を果たしています。エクセディの成長は、今後の自動車産業にも寄与し、さらなる発展が期待されます。

もう一度検索