オートワークス京都

株式会社オートワークス京都の概要



株式会社オートワークス京都は、京都府宇治市に本社をもち、自動車の車体製造や架装を専門とする企業です。プラントコードは「Z」となっています。もともとは「國際工業」という名称で設立され、その後日本航空工業と合併し、「日本國際航空工業」と改称しました。戦後は「新日国工業」となり、日産自動車との提携を経て「日産車体京都工場」として再スタートを切りました。その後、2001年には日産車体の子会社として独立し、現在の「オートワークス京都」となります。

2020年11月には、親会社である日産車体から、2021年6月以降にシビリアン・アトラスF24の生産を終了するという発表がありました。このように、歴史を折り返しながら、自動車産業の変遷に対応してきた企業の一例です。

主要取引先



オートワークス京都は、いくつかの自動車メーカーや特装車のメーカーと密接に連携しています。主要な取引先には、日産自動車日産車体、オーテックジャパン、いすゞ自動車ダイハツ工業、三菱自動車の販売会社、スズキの関連会社、さらにモリタや住江工業などが含まれています。

主要製造車種



オートワークス京都が手がける製品の種類は多岐にわたります。主な製造車種には以下のようなものがあります。

  • - 消防指揮車
  • - シビリアン/いすゞ・ジャーニー標準車及び特装車(生産は2021年6月まで)
  • - シビリアンSR-II(キャンピングカー)
  • - シビリアンハートフルサルーンやフレンドリージャーニー(福祉車両)
  • - 火災調査車
  • - 人員輸送車
  • - 水難救助車
  • - 救急普及啓発広報車
  • - 患者輸送車
  • - 幼児車
  • - 移動販売車
  • - 移動図書館車
  • - 移動金融店舗車
  • - 放送中継車
  • - 街頭宣伝車
  • - 歯科診療車
  • - 移動事務室車
  • - 路線バス
  • - キャラクターバスシリーズ
  • - キャラバン救急車
  • - パラメディック(湘南事業所で2005年4月から2017年12月まで)
  • - アトラスF24、いすゞ・エルフ100、UDトラックス・コンドルのカーゴ(1.15~1.5t)
  • - 三菱ふそう・キャンターガッツ(2011年3月から2021年6月まで)

事業所



オートワークス京都の事業拠点は、以下の3カ所に分かれています。


これらの事業所を通じて、高品質な自動車の車体製造と各種特装車の提供に努めています。傍観しているだけではなく、常に新しい技術や市場の要望に応える努力を続けています。

おわりに



オートワークス京都は、自動車産業の中でも特に重要な役割を担っている企業です。多岐にわたる車両を製造し、顧客の多様なニーズに応える姿勢は、今後も大いに期待されることでしょう。

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