ゴジュラスギガ

ゴジュラスギガ

ゴジュラスギガは、玩具メーカーのタカラトミー（旧トミー）が展開する『ゾイド』シリーズに登場する、ヘリック共和国軍所属の巨大ゾイドです。ギガノトサウルスをモデルとしたその外観は、旧来のゴジュラスの面影を残しつつも、より攻撃的なフォルムへと進化しています。

開発経緯

西方大陸戦争において活躍したゴジュラスでしたが、ガイロス帝国軍のジェノザウラーに対抗するため、後継機の開発が急務となりました。当初はオーガノイドシステム搭載型も検討されましたが、パイロットの適性問題から断念。戦場が暗黒大陸に移ると開発は一時凍結されました。

しかし、ゴジュラスの老朽化が進んだため、開発は再開。西方大陸に生息するギガノトサウルス型ゾイドをベースに、格闘戦能力を重視した機体として生まれ変わりました。その際、背びれを持つ特徴的なシルエットから、ゴジュラスの名が与えられたのです。

特徴

ゴジュラスギガ最大の特徴は、「トランス・フィギュレーション・システム」による格闘モードと追撃モードへの変形です。格闘モードでは、直立姿勢で格闘戦を行い、追撃モードでは前傾姿勢となり、巨大ゾイドとは思えないほどの機動力を発揮します。

また、機体各部には強力な武装が搭載されています。

ギガクラッシャーファング: 敵を噛み砕く顎。
ハイパープレスマニピュレーター: 敵機を握り潰す両腕の爪。
ロケットブースター加速式クラッシャーテイル: ロケット推進で敵を粉砕する尾。
ハイパーEシールドジェネレーター: デスザウラーの荷電粒子砲にも耐える防御シールド。

さらに、背部には最終兵器「32門ゾイド核（コア）砲」が搭載されています。これはゴジュラスギガの命と引き換えに放たれる禁断の兵器であり、デスザウラーの荷電粒子砲を凌駕する破壊力を持つと言われています。

バリエーション

ゴジュラスギガには、様々なバリエーションが存在します。

プロトゴジュラスギガ: 試作機であり、銀と黒のカラーリングが特徴。
ゴジュラスギガPBS: アニメ『ゾイドフューザーズ』に登場するブルーシティ治安局所属機。青いパトライトが特徴。
* ゴジュラスギガキャノン: バスターイーグルのバスターキャノンを装備した火力強化型。

キット

ゴジュラスギガは、プラモデルキットとしても発売されています。ギガノトサウルスをモチーフにした迫力あるデザインに加え、格闘モードと追撃モードへの変形ギミックや、各部の可動など、プレイバリューの高いキットとなっています。

また、別売りのカスタマイズパーツを使用することで、様々な形態を再現することも可能です。

まとめ

ゴジュラスギガは、その圧倒的な戦闘力と魅力的なデザインで、多くのゾイドファンを魅了し続けています。アニメやゲームなど、様々なメディアにも登場し、その活躍を見ることができます。ぜひ、あなたもゴジュラスギガの魅力に触れてみてください。

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