バリー・スパークス

バリー・スパークス：多才な音楽家

バリー・スパークス（Barry Sparks, 1968年6月20日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州ルーカスヴィル出身のミュージシャンです。ギタリスト、ベーシストとして幅広い音楽活動を展開しています。

音楽の道へ

10歳でギターを始めたスパークスは、兄のバンドに参加するためにベースに転向しました。この決断が、彼の音楽キャリアを大きく左右することになります。

数々の有名バンドでの活躍

1994年には、イングヴェイ・マルムスティーンのアルバムとツアーに参加。その後、1996年にはマイケル・シェンカー・グループにも参加し、その才能を発揮しました。2001年からはドッケンのメンバーとして3枚のアルバム制作に携わりました。ドッケン脱退後も、UFO、スコーピオンズ、テッド・ニュージェントなどのライブにサポートメンバーとして参加するなど、多くのバンドで活躍しています。

B'zとの関わり

2003年にはB'zのツアーにサポートベーシストとして参加。2008年からは再びB'zをサポートし、レコーディングにも参加するようになりました。彼の演奏は、B'zの音楽に厚みと安定感をもたらし、ファンからの信頼も厚いです。

ライオット・オン・マーズ結成

2015年、元LOUDNESSのボーカリスト、マイク・ヴェセーラと共にロックバンド「ライオット・オン・マーズ」を結成し、デビューアルバムを発表。このアルバムには、B'zの稲葉浩志もハーモニカで参加しています。

人物像

ベースを始めた頃は、クリス・スクワイアやゲディー・リーに憧れていたというスパークス。B'zのリズム隊を共に担うシェーン・ガラースとは、イングヴェイ・マルムスティーンやマイケル・シェンカー・グループでも共演歴があり、厚い信頼関係を築いています。ステージ上では、ヘッドバンギングや背中でベースを弾くなど、エネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了します。

また、自身のYouTube、Instagram、Facebookでは、日本各地を訪れる様子や、5児の父親としての顔も垣間見ることができます。UFOの熱烈なファンでもあり、UFOのツアーに参加した際には、マイケル・シェンカーから「バリーの言うことが一番正しい」とまで言われたエピソードも持っています。2010年のロンドンでのフェスティバルでは、B'zのライブTシャツを着て演奏したことも話題になりました。

ディスコグラフィー

ソロ・アルバム

なし

イングヴェイ・マルムスティーン

I Can't Wait（1994年）
Magnum Opus（1995年）

マイケル・シェンカー・グループ

Written in the Sand（1996年）
The Michael Schenker Story Live（1997年）
The Unforgiven World Tour（2000年）
Live in Tokyo 1997（2000年）

ドッケン

Long Way Home（2002年）
Hell to Pay（2004年）
Lightning Strikes Again（2008年）
Greatest Hits（2010年）

B'z

シングル
BURN -フメツノフェイス-（2008年）
MY LONELY TOWN（2009年）
さよなら傷だらけの日々よ（2011年）
Don't Wanna Lie（2011年）
GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-（2012年）
有頂天（2015年）
RED（2015年）
STARS（2023年）
スタジオ・アルバム
MAGIC（2009年）
C'mon（2011年）
EPIC DAY（2015年）
DINOSAUR（2017年）
NEW LOVE（2019年）
ライブDVD・Blu-ray
B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION-（2008年）
B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-（2009年）
B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME（2010年）
B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-（2012年）
B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-（2014年）
B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-（2016年）
B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”（2018年）
B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- （2019年）

外部リンク

Riot on Mars(Barry Sparks) OFFICIAL WEBSITE
公式サイト（英語）
Barry Sparks - YouTubeチャンネル
Barry & Alessandra Sparks (@barrysparksofficial) - Instagram
Barry Sparks (BarrySparks) - Facebook

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