一の鳥居駅

一の鳥居駅

一の鳥居駅は、兵庫県川西市東畦野山手一丁目に位置する能勢電鉄妙見線の駅です。副駅名として「大阪青山歴史文学博物館前」を冠しており、駅番号はNS08となっています。

歴史

1913年（大正2年）4月13日、一の鳥居駅として開業しました。当初は終着駅でしたが、1923年（大正12年）11月3日には妙見駅（現在の妙見口駅）まで路線が延伸され、途中駅となりました。その後、1973年（昭和48年）4月1日の国道173号拡幅工事に伴い、駅は現在地に移転し、「一の鳥居駅」に改称されました。

駅名の由来は、江戸時代から大正時代にかけて、大阪や池田方面から妙見山へ参拝する人々が通る参道の入り口に、最初の鳥居があったことにちなんでいます。この「一ノ鳥居」は阪神・淡路大震災で倒壊しましたが、現在は能勢カントリー倶楽部の入り口付近に再建されています。1977年（昭和52年）4月24日には、平野駅～山下駅間の複線化に伴い、駅のホームが2面2線化されました。

駅構造

一の鳥居駅は、地上駅で相対式2面2線のホームを有しています。改札口は南端部のガード下にあり、ホームへのアクセスは階段のみで、エレベーターなどのバリアフリー設備はありません。改札口のすぐ内側には男女別のトイレが設置されています。ホームの長さは6両編成の列車に対応していますが、現在運行されているのは4両編成の列車のみです。8両編成の特急「日生エクスプレス」は当駅を通過します。「妙見急行」が運行されていた時代には、当駅に停車していました。

利用状況

[川西市]]統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は[具体的な数値をここに挿入です。

駅周辺

駅の周辺環境は、国道173号と国道477号が交差する交通の要衝となっています。また、大阪青山大学・大阪青山短期大学の北摂キャンパスや、特徴的な四層の城郭型式建築である歴史文学博物館も近接しており、多くの学生や観光客で賑わっています。国道173号の拡幅工事により、駅が移転した歴史も持っています。

隣の駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

一の鳥居駅 - 能勢電鉄

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