下田駅

下田駅（青森県おいらせ町）

下田駅は、青森県上北郡おいらせ町境田に位置する、青い森鉄道青い森鉄道線の駅です。かつて国鉄・JR時代には、特急「はつかり」が1日1往復停車していた時期もありました。

歴史

1891年（明治24年）12月20日：日本鉄道の駅として開業。
1893年（明治26年）3月16日：電報取扱開始。
1906年（明治39年）11月1日：日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。
1971年（昭和46年）10月1日：貨物扱いが廃止。
1983年（昭和58年）2月1日：下田駅長が廃止され、三沢駅長管理下となる。荷物扱いも廃止され、駅員無配置駅となる。
1985年（昭和60年）：特急「はつかり」が停車開始。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1993年（平成5年）：特急「はつかり」の停車が廃止。
2010年（平成22年）12月4日：東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管。快速「しもきた」1往復が停車開始。
2023年（令和5年）3月11日：自動券売機が設置。3月17日：窓口の営業を終了。3月18日：終日無人化。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅です。木造駅舎があり、双方のホームは跨線橋で連絡しています。

現在は無人駅（三沢駅管理）で、自動券売機が設置されています。かつてはKIOSKが出店していましたが、利用者減少のため閉店しました。

駅前広場は、毎年9月下旬に開催される「おいらせ下田まつり」の会場（おまつり広場）となります。

国鉄・JR東日本時代は、奈良県香芝市にある和歌山線の下田駅（現・香芝駅）と区別するために、乗車券には「（北）下田」と記載されていました。奈良県の下田駅が改称した際に（北）の表記はなくなりましたが、青い森鉄道への移管時に復活しました。

のりば


付記事項

2番線は待避線であり、2023年3月時点では14:55発の青森行きが使用します。

利用状況

2000年度（平成12年度）以降の推移は以下のとおりです。当駅は、旧・下田町南部、旧・百石町の学生や住民に広く利用されています。

駅周辺

おいらせ町役場
青森県立百石高等学校
イオンおいらせ店

バス路線

十鉄バス（下田駅前停留所）

十和田市 - 六戸 - 八戸線（十和田市駅方面および八戸中心街ターミナル方面）
おいらせ町民バス市街地循環線

隣の駅

青い森鉄道

■青い森鉄道線
□快速「しもきた」：八戸駅 - 下田駅 - 三沢駅
■普通：陸奥市川駅 - 下田駅 - 向山駅

脚注

青い森鉄道の駅別輸送状況

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

下田駅 - 青い森鉄道

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