佐々木駅

佐々木駅について

佐々木駅（ささきえき）は、新潟県新発田市上中沢に設置されている、東日本旅客鉄道（JR東日本）の白新線の駅です。駅は住宅地に囲まれており、地域の交通の要所として重要な役割を果たしています。

歴史

この駅は1952年12月23日に、新発田駅と葛塚駅（現在の豊栄駅）間の開業に伴い設立されました。その後の年月で様々な変遷があり、1984年には業務委託駅となり、貨物サービスが廃止されました。1985年には荷物の取り扱いも止められ、1987年には国鉄の民営化に伴い、JR東日本となりました。2003年には山小屋風の駅舎に改築されたことが特徴です。

2006年にはICカード「Suica」が利用可能になり、利便性が向上しましたが、2025年には終日無人駅に変わる予定です。

駅構造

佐々木駅は、単式ホーム1面1線、そして島式ホーム1面2線を有する地上駅で、合計2面3線のホームが設置されています。この駅の両ホームは跨線橋でつながっています。無人駅であり、JR新潟駅が管理しています。駅舎内には簡易Suica改札機や自動券売機が置かれており、トイレや自動販売機も完備されています。また、のりばは一線スルー方式を採用しており、主に1番線からの発着があります。

利用状況

JR東日本のデータによると、佐々木駅の1日の平均乗車人員は2000年度から2023年度の間で変動しています。時期によって利用客数に差があるものの、地域の交通機関として支持を得ていることが伺えます。

駅周辺

駅周辺には古くからの住宅地が広がっており、特に駅の裏手に当たる上中沢西地区は新興住宅地として知られています。駅前には新潟県道391号や県道3号、県道26号などの主要道路が通り、交通の便が良いことが魅力です。

駅前（北側）には以下の施設が存在します：

• - 佐々木郵便局
• - 天理教佐々木分教会
• - 敬和学園大学
• - ハローワーク新発田

また、駅舎の南側には新発田市立佐々木小学校やJA北越後の佐々木支店もあります。

バス路線

駅前には聖籠町が運営する「聖籠エコミニバス」の佐々木駅バス停があり、聖籠町中心部への路線が運行されています。特に駅の北側を走る県道26号沿いには新潟交通観光バスの佐々木駅前バス停もあり、新発田や新潟市中心部行きのバスが利用可能です。

2025年4月の時点で運行されている主なバス路線は以下の通りです：

• - はまなす号
• - さくらんぼ号
• - さくら号

これらのバス路線は、駅を出てスムーズに目的地へと移動できる便利な交通手段として利用されています。

隣の駅

佐々木駅の隣接駅は黒山駅と西新発田駅で、白新線を利用する乗客にとって欠かせない駅となっています。そのため、地域の生活や通勤においても重要な位置づけとなっています。

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