冨山雄一とは？意味をやさしく解説 - サードペディア百科事典

冨山雄一：ラジオ界を彩るプロデューサーの軌跡

冨山雄一（とみやまゆういち）は、1982年1月28日生まれ。ニッポン放送のプロデューサーとして、数々の人気ラジオ番組を世に送り出してきました。彼のキャリアは、NHKでのディレクター経験から始まり、ラジオへの熱い思いが彼をニッポン放送へと導きました。

NHKからニッポン放送へ

東京都墨田区出身の冨山は、2004年3月に法政大学法学部法律学科を卒業後、同年4月に日本放送協会（NHK）に入局。新人研修後、NHKラジオセンターに配属され、ディレクターとして報道番組やバラエティ番組の制作に携わりました。しかし、彼の心には常に『オールナイトニッポン』への憧れがありました。その思いを抑えきれず、2007年1月末にNHKを退職し、同年2月1日付でニッポン放送に入社。

ニッポン放送では、編成局制作部にて『あなたとハッピー!』や『上柳昌彦ごごばん!』など、主に平日の午前や午後のワイド番組のディレクションを担当。2007年6月には「オールナイトニッポン40周年プロジェクト」に加わるなど、精力的に活動しました。2013年11月には、ニッポン放送の子会社であるラジオ番組制作会社エル・ファクトリー第一制作部へ出向。

2016年7月にはニッポン放送に復帰し、エンターテイメント開発部の主任として、ディレクター業から離れました。しかし、2017年には「ネクストビジネス戦略委員会オールナイトニッポン50周年プロジェクト」に加わり、50周年にちなんだ50個の企画を発信するなど、その創造性は衰えることを知りません。

2018年4月には編成局編成部へ異動し、『オールナイトニッポン』の番組プロデューサーに就任。同年5月には、放送人の会主催の「放送人グランプリ2018」で準グランプリを受賞するなど、その手腕が高く評価されています。