勝間田駅

勝間田駅（かつまだえき）

勝間田駅は、岡山県勝田郡勝央町勝間田に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）姫新線の駅です。2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、列車交換が可能です。佐用方面行ホーム側に駅舎があり、両ホームは構内踏切で繋がっています。

歴史

1934年（昭和9年）11月28日：鉄道省姫津西線（現・姫新線）の美作江見駅 - 東津山駅間開通時に開設。
1936年（昭和11年）
4月8日：姫路駅 - 当駅 - 東津山駅間が全通し、姫津西線が姫津線の一部となり、当駅もその所属となる。
10月10日：姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
1973年（昭和48年）3月12日：貨物取扱を廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いを廃止。
1986年（昭和61年）11月1日：簡易委託駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となる。
2021年（令和3年）2月22日：新駅舎使用開始。

駅構造

2021年2月22日に使用開始された現駅舎は、旧出雲街道美作七宿をイメージした外観が特徴です。駅舎内には、待合・交流スペースや多機能トイレが設けられています。津山駅が管理する簡易委託駅であり、駅舎に入居する旅行代理店が窓口で乗車券を販売しています。

実際の駅構内の旅客案内には路線記号が反映されていませんでしたが、2023年3月18日のダイヤ改正時に停車駅案内図が変更され、路線記号が反映されました。ただし、駅名標等の交換は行われていません。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。

※データは省略

駅周辺

勝間田は平安時代の武将、坂田金時（金太郎）の終焉の地と言われています。駅付近の中之町公園には金太郎像が設置されています。

バス路線

勝間田駅停留所からは、以下のバス路線が利用できます。

美作共同バス：大原駅
中鉄北部バス：津山駅
なぎバス：ナギテラス
勝央町ふれあいバス：総合保健福祉センター

その他

太平洋戦争中には、陸軍日本原演習場の玄関口として軍事輸送に利用されました。「勝まだ」という駅名から、縁起を担いで多くの兵士が当駅から出征したという逸話も残っています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

姫新線
■快速：林野駅 - 勝間田駅 - 東津山駅
■普通：林野駅 - 勝間田駅 - 西勝間田駅

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