合川駅

合川駅（あいかわえき）は、秋田県北秋田市下杉字川井境にある秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の駅です。急行「もりよし」も停車する駅として知られています。

歴史

合川駅は、その歴史の中でいくつかの重要な転換点を経験しています。

1934年（昭和9年）12月10日：国有鉄道阿仁合線の羽後上大野駅（うごうえおおのえき）として、北秋田郡上大野村に開業しました。
1955年（昭和30年）9月：駅で火災が発生し、駅前の商店街を中心に51棟を焼失する大火災に見舞われました。
1956年（昭和31年）4月1日：合川駅に改称されました。
1970年（昭和45年）10月1日：貨物の取り扱いを廃止しました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1986年（昭和61年）11月1日：秋田内陸縦貫鉄道に転換しました。
2000年代（平成1x年）：合川駅長が廃止され、合川町委託駅となりました。

1955年の火災

特に、1955年に発生した火災は、駅とその周辺地域に大きな影響を与えました。羽後上大野駅（当時）から発生した火災は、駅前商店街を含む51棟を焼き尽くす甚大な被害をもたらしました。

駅構造

合川駅は島式ホーム1面2線を有する地上駅です。現在は北秋田市委託の簡易委託駅となっており、木造駅舎がその歴史を物語っています。駅舎内には待合室と出札窓口（営業時間: 6時20分 - 16時20分）が設けられています。

のりばについては、案内上ののりば番号は設定されていません。

利用状況

合川駅は、地域住民の足として利用されています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

さざなみ温泉：旅の疲れを癒す温泉施設です。
北秋田市役所合川支所（旧・合川町役場）：地域の行政を担う拠点です。
北都銀行鷹巣支店北秋田市合川庁舎出張所（店舗外ATM）：金融サービスを提供しています。
合川郵便局：郵便・貯金・保険サービスを提供しています。
秋田県信用組合合川支店：地域に根ざした金融機関です。
秋田たかのす農業協同組合合川支店：地域の農業を支えています。
秋田県道3号二ツ井森吉線、秋田県道24号鷹巣川井堂川線：主要な道路が駅周辺を通っています。

バス路線

駅前には秋北バスのバス停があり、以下の路線が利用できます。

鷹巣 - 沖田面線：沖田面方面へのアクセスが可能です。
鷹ノ巣駅方面：北秋田市民病院、大野台駅前、北秋田市役所、鷹ノ巣駅前、イオンタウン鷹巣前などを経由します。

隣の駅

秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線における合川駅の隣の駅は以下の通りです。

急行「もりよし」停車駅
□快速（上りのみ）・■普通
* 大野台駅 - 合川駅 - 上杉駅

合川駅は、その歴史と周辺地域の魅力を兼ね備えた、秋田内陸縦貫鉄道の重要な駅の一つです。

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