大分放送

株式会社大分放送（OBS）

株式会社大分放送（おおいたほうそう、英：Oita Broadcasting System, Inc. 略称 OBS）は、大分県を放送対象地域とする中波（AM）放送とテレビ放送を行う特定地上基幹放送事業者です。1953年の設立以来、地域に根ざした情報提供とエンターテインメントを通じて、多くのリスナーや視聴者に親しまれてきました。

概要

大分放送のラジオ局のコールサインはJOGFで、周波数は1098 kHz。テレビはJOGF-DTVとして物理22chで放送を行い、TBS系列に加盟。ラジオではJRN系列とNRN系列のクロスネット局として、地域の情報や文化を発信しています。毎年恒例の「別府大分毎日マラソン大会」はRKB[[毎日放送]]と共同で全国中継を行っており、地域のスポーツ振興にも寄与しています。

出演する番組の特色

大分放送は多彩な自社制作番組を展開しており、ニュース、情報番組、音楽番組、ドキュメンタリーなど、あらゆるジャンルにわたるコンテンツを提供しています。例えば、テレビ番組「OBSニュース」や「オオイタコレクション」、ラジオの「OBSゴールデンナイター」などは、地域の話題を中心に構成されており、視聴者とのつながりを大切にする姿勢が反映されています。特に「別府大分毎日マラソン」や「大分国際車いすマラソン」の中継は、地域のランドマーク的なイベントとして支持されています。

信頼される情報源

大分放送は、大分合同新聞と関係が深く、朝日新聞とも連携を持ち、視聴者に信頼性の高いニュースを提供しています。そのため、地元の出来事やニュースをいち早く伝えることができ、地域情報の主要な情報源としての役割を果たしています。

支社と社屋

本社は大分県大分市に位置し、東京、福岡、大阪に支社を持ち、全国的な情報発信を行っています。社屋は1990年代後半から段階的に建て替えられ、2008年に完成した新社屋は、一般開放されており、訪問者はラジオスタジオや映像アーカイブを見学することが可能です。

70年の歩み

2023年に70周年を迎える大分放送は、設立以来数々の記録と革新を経てきました。1959年にテレビ放送を開始し、その後1961年には現在の社名に変更。続いて、1963年にはUHF中継局を開設しました。デジタル放送やFM補完放送など新しい技術に積極的に対応し、地域の放送局として常に進化を続けてきました。

まとめ

株式会社大分放送は、地方の声を届ける重要なメディアとして、その役割を果たし続けています。地域の人々とのつながりを大切にし、新しい技術を取り入れながら、これからも大分県の魅力と情報を発信し続けていくでしょう。

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