大津赤十字看護専門学校

大津赤十字看護専門学校について

大津赤十字看護専門学校（おおつせきじゅうじかんごせんもんがっこう）は、滋賀県大津市小関に所在する私立の専修学校です。この学校は、日本赤十字社が運営しており、特に大津赤十字病院に附属している点が特徴です。実際の看護実習は主にこの病院で行われ、学生は現場での経験を豊富に積むことができます。

沿革

この学校は1922年に創立され、1929年には滋賀支部病院が看護婦養成機関を設置しました。1948年には大津赤十字学院と改称され、その後1951年には大津赤十字高等学院となりました。この時期、看護職の専門教育機関としての基盤が確立されたと言えます。1976年には現在の名称に変更され、医療専門課程を設置する専修学校としての制度が整えられました。

1987年には現在の位置に移転し、1994年には全寮制を廃止。さらに1995年には、専門士の称号を授与できる専修学校として認可されました。これにより、学生は高度な教育を受けることができるようになりました。

学科と取得資格

大津赤十字看護専門学校では、看護学科が設置されています。この課程は3年間の専門的な学びを提供し、国家試験受験資格や保健師・助産師の養成機関への受験資格などを取得可能です。また、養護教諭免許一種の養成機関（看護系）受験資格も得られます。さらに、専門士の称号を取得した学生は、四年制大学への編入学受験資格も得られるため、キャリアの選択肢が広がります。

学費と奨学金

学生向けのサポート体制も充実しており、日本赤十字社奨学金や看護師同方会奨学資金などが設けられています。これにより、経済的な負担を軽減しながら教育を受けられる環境が整っています。

交通アクセス

大津赤十字看護専門学校へのアクセスも便利です。JR西日本琵琶湖線（東海道本線）の大津駅から徒歩約15分、京阪石山坂本線の三井寺駅から徒歩約8分、京阪京津線の上栄町駅からは徒歩約5分の距離にあります。このように、通学の利便性が考慮された位置にあるため、多くの学生が通いやすい環境です。

関連項目

この学校は滋賀県内の専修学校の一部であり、大津赤十字病院や近隣の文化施設とも密接な関係があります。例えば、皇子山陸上競技場や大津市長等創作展示館、三橋節子美術館など、地域社会とのつながりも深めています。

外部リンク

さらに情報を得たい方は、公式ウェブサイトを訪れると良いでしょう。大津赤十字看護専門学校や大津赤十字病院、日本赤十字社滋賀県支部に関する詳細が掲載されています。

もう一度検索