太東駅

太東駅

太東駅（たいとうえき）は、千葉県いすみ市岬町椎木に所在する、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅です。この駅は、地域の足として、また、風光明媚な沿線を楽しむための拠点として、日々多くの人に利用されています。

歴史

太東駅は、1899年（明治32年）12月13日に房総鉄道の駅として開業しました。開業当初から旅客と貨物の両方を取り扱い、地域の発展に貢献しました。その後、1907年（明治40年）9月1日に房総鉄道が買収され、帝国鉄道庁の駅となりました。

時代が移り変わり、1971年（昭和46年）7月1日に貨物取扱が廃止され、1972年（昭和47年）3月1日には荷物扱いも廃止となりました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となり、現在に至っています。2004年（平成16年）10月16日にはICカード「Suica」の利用が可能となり、東京近郊区間に組み込まれ、利便性が向上しました。

駅構造

現在の太東駅は、2面2線の単式ホームを持つ地上駅です。かつては単式・島式混合の2面3線構造でしたが、2023年（令和5年）1月現在は2面2線で運用されています。複線化の際には1番線が増設され、下りホームが嵩上げされましたが、駅舎側の上りホームは嵩上げされていません。それぞれのホームは跨線橋で連絡しており、下りホームには待合室が設置されています。駅舎は木造で、その趣のある外観は、長年の歴史を感じさせます。

駅業務は、JR東日本ステーションサービスが受託しており、自動券売機と簡易Suica改札機が設置されています。茂原統括センター（茂原駅）が管理を行っています。

のりば

各ホームは11両編成までの列車に対応しています。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は357人です。JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度（平成2年度）以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

1990年度（平成2年度）：469人
1991年度（平成3年度）：478人
1992年度（平成4年度）：463人
1993年度（平成5年度）：444人
1994年度（平成6年度）：429人
1995年度（平成7年度）：427人
1996年度（平成8年度）：423人
1997年度（平成9年度）：415人
1998年度（平成10年度）：403人
1999年度（平成11年度）：393人
2000年度（平成12年度）：378人
2001年度（平成13年度）：371人
2002年度（平成14年度）：358人
2003年度（平成15年度）：350人
2004年度（平成16年度）：342人
2005年度（平成17年度）：346人
2006年度（平成18年度）：339人
2007年度（平成19年度）：334人
2008年度（平成20年度）：348人
2009年度（平成21年度）：341人
2010年度（平成22年度）：339人
2011年度（平成23年度）：340人
2012年度（平成24年度）：349人
2013年度（平成25年度）：344人
2014年度（平成26年度）：336人
2015年度（平成27年度）：340人
2016年度（平成28年度）：332人
2017年度（平成29年度）：344人
2018年度（平成30年度）：364人
2019年度（令和元年度）：355人
2020年度（令和2年度）：339人
2021年度（令和3年度）：355人
2022年度（令和4年度）：353人
2023年度（令和5年度）：357人

駅周辺

太東駅の周辺には、のどかな田園風景が広がっています。駅の近くには、地元の人々に親しまれている商店や飲食店が点在し、穏やかな雰囲気を醸し出しています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■外房線

■普通（各駅停車）：東浪見駅 - 太東駅 - 長者町駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（太東駅）：JR東日本

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