小諸市動物園

小諸市動物園について

小諸市動物園は、長野県小諸市にある市立動物園で、小諸城址懐古園の敷地内に位置しています。1926年（大正15年）に開園した長野県内最古の動物園であり、上野動物園や天王寺動物園など、日本でも歴史のある動物園に次ぐ歴史を有しています。開園当初は日本ザルのみを飼育していましたが、現在は86種類以上の動物たちに出会うことができます。

歴史

小諸市動物園は、その歴史の中で、様々な変遷を経験してきました。開園から長い年月が経過し、施設の老朽化が進んだため、2020年（令和2年）9月から断続的に休園し、再整備が行われました。そして、2022年（令和4年）4月29日にリニューアルオープンを迎えました。

リニューアル

今回のリニューアルでは、「崖上のペンギン村」と題したペンギン舎が新たに整備されました。これにより、フンボルトペンギンが泳ぐ姿をアクリルガラス越しに観察できるようになり、ペンギンたちの生息環境を自然に近い状態で再現することに成功しました。また、モルモット舎、パンダマウス舎、そしてこれらの動物とのふれあい体験スペースと休憩スペースが一体となった新しい屋舎も建設されました。

主な動物たち

小諸市動物園では、様々な動物たちを観察することができます。主な動物としては、以下のものが挙げられます。

テナガザル
イグアナ
ムーアモンキー
ライオン
ヤクシカ
ポニー
川上犬

交通アクセス

小諸市動物園へのアクセスは、鉄道が便利です。最寄駅は、しなの鉄道および小海線の小諸駅です。また、車での来園も可能で、市営駐車場が利用できます（普通車500円、大型バス駐車可）。

シンポジウム

2014年2月23日には、成城大学法学部打越綾子研究室主催で、小諸市動物園のあり方を考えるシンポジウム「小諸市動物園を考える」が開催されました。このシンポジウムの内容は、「動物園の社会的役割の再構築に向けて―シンポジウム「小諸市動物園を考える」報告―」としてまとめられています。

今後の計画

2020年2月には、小諸市動物園再整備基本計画が策定され、今後の更なる発展に向けた取り組みが進められています。

周辺情報

小諸市動物園の周辺には、小諸城（懐古園）をはじめ、小諸市立藤村記念館、懐古神社、小山敬三美術館、小諸市立郷土博物館、徴古館などの文化施設があります。また、小諸寅さん記念館（休館中）、鹿嶋神社、小諸義塾記念館なども訪れることができます。

外部リンク

小諸市動物園に関する詳しい情報は、以下の公式サイト等で確認できます。

動物園公式ページ'>小諸市動物園公式ページ
小諸城址懐古園公式ページ'>小諸城址懐古園公式ページ
動物園Facebookページ'>小諸市動物園Facebookページ
* 動物園localwiki'>小諸市動物園localwiki

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