岩山駅

岩山駅（いわやまえき）

岩山駅は、岡山県新見市上熊谷に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）姫新線の駅です。岩山神社への参拝客にとって主要な駅となっています。

歴史

1929年（昭和4年）4月14日：鉄道省作備西線の駅として、当駅 - 新見間開通時に開設されました。当初は盲腸線の終着駅でした。
当時の所在地表示は岡山県阿哲郡熊谷村上熊谷でした。
1930年（昭和5年）12月11日：当駅 - 作備東線中国勝山駅間が延伸し、津山 - 新見間で作備線が成立。当駅もその所属となり、途中駅となりました。
1936年（昭和11年）10月10日：作備線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となりました。
1963年（昭和38年）4月1日：貨物取扱が廃止されました。
1973年（昭和48年）3月12日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。

駅構造

新見方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅（停留所）です。以前は相対式ホーム2面2線でしたが、片側の線路は撤去され、使用されなくなったホーム跡が残っています。現在は棒線駅のため、新見方面行と津山方面行の双方が同一ホームに発着します。

新見駅が管理する無人駅で、木造駅舎を備えています。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

普段は学生や高齢者の利用が主です。駅近くを流れる熊谷川ではアユやマス、ヤマメなどが釣れるため、今後は川釣り目的の乗車客の利用が見込まれています。

駅周辺

駅は山間の集落に位置し、駅から少し離れた西側を岡山県道32号線が通っています。駅前を通る道路の北側には、ホルモン焼きの食堂などの商店が点在しています。

新見熊谷郵便局
新見市立熊谷中学校
新見市民センター
塩山城跡 脇嶽登山口
岩山神社：11月3日に行われる大祭は屋台も多く出て賑わいます。
多治部氏屋敷跡 - 駅北側
潮城主多治部雅楽守景治碑 - 駅南側
岡山県道32号新見勝山線
岡山県道319号菅生上熊谷線
新見市立塩城小学校

当駅の所在地である「上熊谷」は、備中国の国人（武家）・多治部氏ゆかりの地です。駅北側には屋敷跡、駅南側にある踏切付近には石碑があります。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

姫新線

■快速

通過

■普通

丹治部駅 - 岩山駅 - 新見駅

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 岩山駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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