志和地駅

志和地駅（しわちえき）

志和地駅は、広島県三次市下志和地町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）芸備線の駅です。のどかな田園風景の中に佇むこの駅は、地域の足として、また鉄道ファンにとっては歴史を感じさせる場所として親しまれています。

歴史

志和地駅の歴史は、大正時代に遡ります。

1915年（大正4年）4月28日：芸備鉄道の開業と同時に、その路線の終着駅として開業。
1915年（大正4年）6月1日：芸備鉄道が当駅から三次駅（現・西三次駅）まで路線を延伸し、途中駅となる。
1937年（昭和12年）7月1日：芸備鉄道が国有化され、国有鉄道芸備線の駅となる。
1983年（昭和58年）3月8日：荷物扱いが廃止され、無人駅化（簡易委託駅化）される。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）に継承される。
2009年（平成21年）：簡易委託が解除される。
2018年（平成30年）7月6日：豪雨災害により営業が休止となる。
2019年（平成31年）4月4日：三次駅 - 中三田駅間で暫定的に運転が再開される。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車の行き違いが可能です。線路の北側には、趣のある木造瓦葺の駅舎があり、ホームへは構内踏切で連絡しています。現在は三次鉄道部管理の無人駅となっており、自動券売機などの設備はありません。かつては、個人商店で乗車券が委託販売されていた簡易委託駅でした。

駅舎に併設された便所は男女共用汲み取り式ですが、老朽化のため使用不可能な状態にあると考えられます。

のりば

ホームには方面案内板が設置されており、のりば番号が表記されています。（2016年3月現在）

利用状況

近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。具体的な数値は割愛しますが、地域の利用状況を反映しています。

駅周辺

駅の周辺には、以下の施設があります。

川地郵便局
三次市立川地小学校
三次市立志和地小学校 - 2012年（平成24年）3月末に閉校し、三次市立川地小学校に統合されました。
三次市立青河小学校
江の川
国道54号
江の川パーキングエリア - 中国自動車道

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

芸備線
■快速「みよしライナー」：通過
■普通：西三次駅 - 志和地駅 - 上川立駅

その他

志和地駅は、その歴史と周辺の自然が調和した、魅力的な駅です。鉄道を利用する際は、ぜひ一度訪れてみてください。

外部リンク

* 志和地駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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