村田昴

村田 昴（むらた すばる）

プロフィール

村田 昴（むらた すばる）は、1996年10月19日生まれの日本のプロボクサーです。和歌山県紀の川市出身で、帝拳ボクシングジムに所属しています。現在は、WBOアジアパシフィックスーパー[[バンタム級]]の王者として活躍しています。

来歴

幼少期は空手を習っていましたが、小学5年生から真正ボクシングジムでボクシングを始めました。高校時代には貴志川高校で高校3冠を達成するなど、アマチュア時代からその才能を発揮していました。その後、日本大学に進学し、卒業後は自衛隊体育学校に進みました。

アマチュア時代

2014年4月、ブルガリアのソフィアで開催された世界ユース選手権にライトフライ級（49kg）で出場し、準々決勝で敗退するも、ボックスオフで勝利し、ユースオリンピックへの出場権を獲得しました。同年8月には、南京ユースオリンピックのライトフライ級（49kg）で銅メダルを獲得しました。2018年には、全日本選手権（バンタム級）で優勝し、優秀選手賞を受賞しました。2019年9月には、ロシアのエカテリンブルクで行われた世界選手権のフェザー級（57kg）に出場しましたが、1回戦で中国の選手に敗れました。同年11月には、東京オリンピック国内最終選考会を兼ねた全日本選手権のフェザー級（57kg）に出場し、準決勝で敗れてオリンピック出場を逃しました。

プロ転向

2020年6月、帝拳ジムからプロデビューすることが発表されました。2021年6月26日には、アメリカ・ラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガスでケヴェン・モンロイを相手にデビュー戦を行い、2回1分42秒TKO勝ちを収めました。この試合では、憧れのボクサーである長谷川穂積が使用していたエンヤの『Once You had Gold』を入場曲に使用しました。

2023年7月28日、ラスベガスのパームス・カジノ・リゾートでファン・センテノと対戦する予定でしたが、センテノが前日計量で規定体重をオーバーし、再計量も行わなかったため、試合当日正午に130ポンド（約59.9キロ）以下という条件で試合が行われました。試合は、3回終了時にセンテノが棄権したため、村田がTKO勝ちを収めました。2024年3月2日には、後楽園ホールでフィリピンスーパー[[バンタム級]]王者のアレックス・サンティシマ・ジュニアと対戦し、7回1分45秒KO勝ちを収めました。

2024年7月6日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパー[[バンタム級]]15位のブライアン・ジェームス・ワイルド（フィリピン）と対戦し、6回1分49秒TKO勝ちを収めました。そして、2024年10月5日には、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパー[[バンタム級]]王座決定戦として、WBOアジアパシフィック同級2位の山﨑海斗と対戦しました。試合は、3回に右フックで山崎からダウンを奪い、7回には山崎の右フックでダウンを奪い返されましたが、9回に左ストレート、右フックで再びダウンを奪い返し、レフェリーストップにより9回2分46秒TKO勝ちを収め、プロ初の王座獲得を果たしました。この勝利で、村田は9戦9勝9KOという驚異的な記録を達成しました。

戦績

アマチュア：80戦68勝12敗
プロ：9戦9勝（9KO）無敗

獲得タイトル

アマチュア

第26回全国高等学校ボクシング選抜大会フライ級優勝
平成26年度全国高等学校総合体育大会フライ級優勝
第73回国民体育大会成年の部バンタム級優勝
第88回全日本選手権バンタム級優勝

プロ

WBOアジアパシフィックスーパー[[バンタム級]]王座（防衛0）

関連情報

男子ボクサー一覧
アマチュア[[ボクシング日本王者一覧]]
世界ボクシング機構（WBO）アジア太平洋王者一覧
和歌山県立貴志川高等学校

外部リンク

村田昴 (@MurataSubaru) - X（旧Twitter）
村田昴 (@subaru.murata) - Instagram
帝拳ジム公式サイト 選手プロフィール 村田 昴
公益財団法人江副記念リクルート財団 村田 昴
南京ユースオリンピック2014 村田 昴 (ボクシング)
* 村田昴の戦績 - BoxRec（英語）

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