櫛原駅

櫛原駅の紹介

櫛原駅（くしわらえき）は、福岡県久留米市東櫛原町に立地し、西日本鉄道の天神大牟田線を利用できる駅です。駅番号はT26であり、地域住民にとって重要な交通手段の一つとなっています。

歴史

この駅は1924年の4月12日に開業されました。当初は九州鉄道の駅としてスタートし、長い歴史を持っています。1950年には駅舎の改築が行われ、その後も利用者の便宜を図るために様々な改善が実施されてきました。特に2007年にはバリアフリー対応のトイレが設置され、2008年5月にはICカード「nimoca」の利用が始まるなど、時代の変化に応じた対応が行われています。さらに、2009年にはnimoca対応の自動改札機が導入され、2017年には駅ナンバリングシステムが導入されました。2022年には駅集中管理システムが導入され、無人化が進められています。

駅構造

櫛原駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、小型の駅舎を持っています。ホームの長さは約3両分で、4両以上の停車列車が来た場合、一部の車両のみがドアを開けることができる仕様となっています。

利用状況

2022年度のデータによると、櫛原駅の1日平均乗降人員は968人です。この駅は西鉄久留米駅から900メートルほどの距離に位置し、徒歩圏でアクセスの良さがありますが、停車する列車は普通列車のみであるため、利用者数はそれほど多くはありません。

駅周辺の環境

駅周辺は主に住宅街で、一定の交通量があります。久留米方面へ向かう場合、高架下の道を南へ真っ直ぐ歩くと、約10分ほどで西鉄久留米駅まで到達できます。周囲には以下のような施設も点在しています。

• - 中央公園
• - 福岡県青少年科学館
• - 久留米市鳥類センター
• - 久留米総合スポーツセンター
• - 久留米市野球場
• - 久留米市立南薫小学校
• - 久留米歯科衛生専門学校
• - 櫛原天満宮（久留米の天神様・菅原道真を祀る）
• - 久留米城址（有馬記念館）
• - ゆめタウン久留米

駅の南側にはかつて、三井電気軌道と交差していた跡地があります。

雑記

駅名は「くしわら」と読みますが、周辺の地名は「くしはら」とされており、それが原因で地図によって駅名が異なる表記になることがあります。一見すると混乱する可能性がありますが、地域住民はこの駅名を「くしわら」と認識しています。

隣接駅

• - 宮の陣駅（T25）
• - 西鉄久留米駅（T27）

櫛原駅は地域の交通に必要不可欠な存在であり、今後の利用動向にも注目が集まります。

もう一度検索