河内駅

河内駅（こうちえき）

広島県東広島市河内町中河内にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陽本線の駅です。駅番号はJR-G14。

概要

かつては急行停車駅であり、山陽新幹線岡山駅 - 博多駅間延伸に伴う昼行優等列車全廃後も、暫くの間は快速列車が停車していました。

歴史

1894年（明治27年）6月10日：山陽鉄道三原駅 - 広島駅間開通時に開設。旅客・貨物取扱を開始。
1906年（明治39年）12月1日：山陽鉄道国有化により、官設鉄道の駅となる。
1909年（明治42年）10月12日：線路名称制定により、山陽本線所属となる。
1931年（昭和6年）1月12日：当駅構内で山陽線急行列車脱線転落事故が発生。この場所では過去にも同様の事故が度々発生しており、「魔の場所」と呼ばれていました。
1960年（昭和35年）3月31日：跨線橋が竣工し、使用開始。
1973年（昭和48年）4月11日：貨物取扱を廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いを廃止。
1987年（昭和62年）
2月1日：みどりの窓口営業開始。
4月1日：国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となる。
1995年（平成7年）10月1日：管轄が広島支社直轄（三原管理駅）から三原地域鉄道部に変更。
1997年（平成9年）3月8日：業務委託駅化（ジェイアール西日本広島メンテック受託、移行当初は暫定的に直営駅扱い）。
2004年（平成16年）10月1日：みどりの窓口営業時間変更、窓口閉鎖時間帯が設定される。
2007年（平成19年）
7月12日：ICカード乗車券「ICOCA」対応簡易型自動改札機導入。
9月1日：ICカード「ICOCA」が利用可能となる。
2009年（平成21年）7月1日：2番線に一部下り列車が発着開始。
2018年（平成30年）
3月31日：みどりの窓口営業終了。
4月1日：無人駅化。
6月1日：三原地域鉄道部廃止に伴い、三原駅の被管理駅となる。
7月6日：平成30年7月豪雨に伴い、営業休止。
9月30日：三原駅 - 白市駅間運行再開。
2020年（令和2年）9月：駅ナンバリングが導入され、使用開始。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅です。
駅舎側が1番のりば、2・3番のりばが島式ホームで、跨線橋で連絡しています。構内上り方面1番のりば奥にはトイレが設置されています。
現在は無人駅ですが、以前はJR西日本広島メンテックが駅業務を受託しており、みどりの窓口も設置されていました。ICOCAが利用可能です（相互利用可能なICカードはICOCAの項を参照）。

駅舎概要

木造平屋駅舎
落成日不明

駅コンコース内

改札口（簡易型自動改札機を導入。集札機能はないため集札箱に乗車券を投入する。）
自動券売機2台（最新式）
自動販売機（飲料水1台）
待合室

のりば

1番のりばは上り本線、2番のりばは下り副本線、3番のりばは下り本線です。2番のりばは上り線とは接続していません。2番のりばには、2009年より線路保守の観点から、1日2本のみ列車が発着しています。

付記事項

当駅は広島シティネットワークエリア外のため、駅掲示時刻表ではラインカラーシンボルにアルファベットは付いていません。

利用状況

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。
（出典：「統計でみる東広島」）

駅周辺

東広島市役所河内支所（旧・河内町役場）
市民体育館（旧・河内町民体育館）
河内郵便局
国道432号
県道33号
東広島市立河内小学校
東広島市立河内中学校
広島県立河内高等学校
広島銀行河内支店
しまなみ信用金庫河内支店
JA広島中央河内支店
東広島市河内文化センター

バス路線

芸陽バスの河内駅前バス停が利用可能です。

河内駅-甲山線

河内駅前 - 徳良 - 世羅高校前 - 公立世羅中央病院 - 世羅町役場 - 甲山バイパス東口

西河内線

河内駅前 - 河戸 - 戸野地域センター - 上戸野 - 久芳 - 豊栄

その他

「JRを利用してシティ電車の延長を」という看板が設置されています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

山陽本線
本郷駅 (JR-G15) - 河内駅 (JR-G14) - 入野駅 (JR-G13)

脚注

注釈

出典

関連項目

日本の鉄道駅一覧
高知駅 - 当駅と同じく、「こうち」と読むJR四国土讃線の駅

外部リンク

* 河内駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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