渋川動物公園

概要

渋川動物公園は、「動物のありのままの姿に出会える」をコンセプトに、有限会社ナチュレ・ファーム瀬戸内によって運営されている動物園です。約3万坪の広大な敷地は、開発を最小限に抑え、自然の野山の姿をそのまま残しています。来園者は、舗装されていない土の道を歩きながら、自然の中で動物たちと触れ合うことができ、四季折々の風景を楽しむことができます。

園内では、乗馬体験や犬の散歩体験など、動物とのふれあいを深めることができる様々なアクティビティが用意されています。また、動物だけでなく、さくらんぼ、梅、フェイジョア、柿など、有機無農薬で栽培された果樹も育てられており、収穫された果実は来園者に販売されることもあります。

歴史

渋川動物公園は、1968年に岡山県倉敷市児島のよしおか屋の屋上で動物園としてスタートしました。

その後、1972年には玉野市の天満屋（現在のハピータウン玉野店、TSUTAYA玉野店）の屋上にも動物園がオープンしました。1975年には天満屋（現在のハピータウン玉野店）が現在のTSUTAYA玉野店がある場所から移転しました。

1980年には岡山市の天満屋ハピータウン岡南店にも出展されました。

現在の場所に移転したのは1988年で、1989年3月29日に渋川動物公園として正式にオープンしました。

敷地

約10ヘクタール（約30,000坪）の広大な敷地を有しています。園内は海抜150mの場所に位置し、遊歩道の全長は約4kmに及びます。自然の地形を生かした起伏のあるコースとなっており、散策を楽しむことができます。

飼育動物

約80種600頭羽の動物たちが飼育されています。また、野生動物も多く生息しており、約18種の野鳥が園内で繁殖し、合計110種の野鳥が確認されています。そのため、バードウォッチングを楽しむこともできます。

利用案内

営業時間：年中無休で、9:00～17:00まで（入園は16:30まで）
駐車場：無料駐車場が完備されており、大型バス15台、普通車100台を収容できます。
入園料：
大人：1,100円
中人（小中学生）：800円
小人（2歳以上）：600円
年間フリーパス：
大人：5,000円
中人（小中学生）：3,500円
小人（2歳以上）：3,000円

移動動物園：
要相談で移動動物園も開催可能。プランは20万円からとなっています。

その他

園内には約21種2,000本の果樹が植えられています。
山ツツジ（コバノミツバツツジ）が一万株自生しており、春には美しい花を咲かせます。
3月上旬からはワラビ狩りが人気です。
園内で自然に育った昆虫の採集が無料でできます。

交通アクセス

JR本四備讃線（瀬戸大橋線）児島駅からタクシーで約25分
JR岡山駅東口から両備バス渋川行きで約50分、「渋川」バス停下車、タクシーで約5分
瀬戸中央自動車道児島ICから国道430号経由で約8km（おもちゃ王国向かい）

関連項目

動物園の一覧

外部リンク

渋川動物公園

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