畠中恵

畠中恵（はたけなか めぐみ）

日本の小説家、畠中恵について解説します。

プロフィール

1959年10月10日生まれ。
高知県出身、愛知県名古屋市育ち。
愛知県立刈谷北高等学校、名古屋造形芸術短期大学（現・名古屋造形大学）卒業。
漫画家アシスタント、イラストレーターを経て、小説家となる。
都筑道夫に師事。
代表作は新潮社から刊行されている『しゃばけ』シリーズ。

略歴

1988年：小学館より漫画家としてデビュー。
2001年：曽我めぐみ名義で女性コミック誌に作品を掲載。
2001年：『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞（優秀賞）を受賞し、小説家としてデビュー。
2002年：『しゃばけ』がNHKオーディオドラマ化。
2004年：『ぬしさまへ』がNHKオーディオドラマ化。
2007年：『まんまこと』で第137回直木三十五賞候補。
2011年：『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。
2013年：『けさくしゃ』で第34回吉川英治文学新人賞候補。
2015年：『すえずえ』で第1回沖縄書店大賞候補。
2016年：『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。
2020年：『わが殿』で第26回中山義秀文学賞候補。

主な作品

しゃばけシリーズ

新潮社から刊行されている人気シリーズ。イラストは柴田ゆうが担当。『しゃばけ』『うそうそ』『いつまでは』は長編作品で、『みぃつけた』は絵本として刊行されています。その他は短編集です。

主な作品：

しゃばけ
ぬしさまへ
ねこのばば
おまけのこ
うそうそ
ちんぷんかん
いっちばん
ころころろ
ゆんでめて
やなりいなり
ひなこまち
たぶんねこ
すえずえ
えどさがし しゃばけ外伝
なりたい
おおあたり
とるとだす
むすびつき
てんげんつう
いちねんかん
もういちど
またあおう しゃばけ外伝
しゃばけごはん
こいごころ
いつまで
なぞとき

まんまことシリーズ

文藝春秋から刊行されているシリーズ。

主な作品：

まんまこと
こいしり
こいわすれ
ときぐすり
まったなし
ひとめぼれ
かわたれどき
いわいごと
おやごころ
ああうれしい

つくもがみシリーズ

角川書店から刊行されているシリーズ。

主な作品：

つくもがみ貸します
つくもがみ、遊ぼうよ
つくもがみ笑います

江戸時代もの

ゆめつげ（角川書店）
こころげそう（光文社）
ちょちょら（新潮社）
けさくしゃ（新潮社）
うずら大名（集英社）
わが殿 上・下（文藝春秋）
猫君（集英社）
御坊日々（朝日新聞出版）
忍びの副業 上・下（講談社）

まことの華姫シリーズ

まことの華姫（KADOKAWA）
あしたの華姫（KADOKAWA）

若様組シリーズ

アイスクリン強し（講談社）
若様組まいる（講談社）
若様とロマン（講談社）

明治・妖モダンシリーズ

明治・妖モダン（朝日新聞出版）
明治・金色キタン（朝日新聞出版）

現代もの

百万の手（東京創元社）
とっても不幸な幸運（双葉社）

佐倉聖の事件簿シリーズ

アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿（実業之日本社）
さくら聖・咲く 佐倉聖の事件簿（実業之日本社）

エッセイ

ああ、恥ずかし（新潮文庫）
つくも神さん、お茶ください（新潮社）

メディアミックス

ラジオドラマ：NHKオーディオドラマ 青春アドベンチャーにて『しゃばけ』『ぬしさまへ』が放送。
テレビドラマ：土曜プレミアムにて『しゃばけ』『うそうそ』が放送。木曜時代劇にて『まんまこと〜麻之助裁定帳〜』が放送。
舞台：アトリエ・ダンカンプロデュース『しゃばけ』、若様組まいる、ミュージカル「しゃばけ」などが上演。
人形劇：NHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』内にて『モノランモノラン』の原案を担当。

畠中恵の作品は、時代小説、ファンタジー、現代ものなど、幅広いジャンルで楽しまれています。独特の世界観と魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、多くの読者を魅了し続けています。

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