百舌鳥駅

百舌鳥駅 (もずえき)

百舌鳥駅は、大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町二丁目にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）阪和線の駅です。駅番号はJR-R30。
JRの駅の中で、仮名表記（もず）よりも漢字表記（百舌鳥）の方が字数が多い珍しい駅としても知られています。

歴史

1929年（昭和4年）7月18日：阪和電気鉄道の阪和天王寺駅（現在の天王寺駅） - 和泉府中駅間開業時に仁徳御陵前停留場（にんとくごりょうまえていりゅうじょう）として開設。
1938年（昭和13年）5月：百舌鳥御陵前停留場（もずごりょうまえていりゅうじょう）に改称。
1939年（昭和14年）上半期：ホームを補修・延長。
1940年（昭和15年）12月1日：阪和電気鉄道が南海鉄道と合併し、南海山手線の停留場となる。
1944年（昭和19年）5月1日：戦時買収により国有化。運輸通信省（国鉄）阪和線所属となり、同時に駅に昇格し百舌鳥駅に改称。
1972年（昭和47年）4月1日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となる。
1989年（平成元年）：大仙公園で開催された「オランダフェスティバル・ダッハらんど'89大阪」に合わせ、昼間時に一部の快速列車が臨時停車。
1992年（平成4年）11月1日：みどりの窓口営業開始。
1993年（平成5年）7月1日：阪和線運行管理システム（初代）導入。
1998年（平成10年）6月2日：自動改札機を設置し、供用開始。
2003年（平成15年）11月1日：ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2010年（平成22年）2月20日：駅舎リニューアル工事が完了。
2013年（平成25年）9月28日：阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
2014年（平成26年）2月5日：みどりの窓口の営業が終了。
2014年（平成26年）2月6日：みどりの券売機プラスが稼動開始。
2018年（平成30年）3月17日：駅ナンバリングが導入され、使用を開始。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。分岐器のない棒線駅ですが、踏切の長時間鳴動対策として駅前後の信号機が絶対信号機に変更されたため、停留所ではなく停車場として扱われます。

上下線で改札口が分かれており、入場後のホーム間の移動はできません。改札口はどちらも日根野側にあり、改札とホームはスロープで繋がっています。

鳳駅が管理しており、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅です。

かつては西口にみどりの窓口がありましたが、2014年2月5日に営業を終了し、翌日からみどりの券売機プラスが稼働しています。ICカード「ICOCA」が利用可能です。

のりば

のりば	路線名	方向	行先
-	-	-	-
1	阪和線	下り	和歌山方面
2	阪和線	上り	天王寺・大阪方面

利用状況

2022年（令和4年）度の一日平均乗車人員は3,303人です。

駅周辺

駅周辺は百舌鳥古墳群と呼ばれるエリアで、特に仁徳天皇陵（大仙陵古墳）の最寄り駅として知られています。ただし、仁徳天皇陵へは快速が停車する隣の三国ヶ丘駅からのアクセスが便利です。

仁徳天皇陵（大仙陵古墳）
御廟山古墳
いたすけ古墳
長塚古墳
大仙公園
堺市博物館
堺市立中央図書館
日本庭園
百舌鳥八幡宮
万代寺
円通寺
大阪府立堺支援学校
堺歯科衛生士専門学校
日本郵便 堺赤畑町郵便局

バス路線

南海バス（東山営業所）が「もず駅前」停留所から発着しています。

140系統：堺東駅前/あみだ池

堺東駅前行きのバス停は踏切の東側に降車場、西側に乗り場があります。西側の乗り場は大仙公園の入り口近くにあり、駅から約250m離れています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

■阪和線

■関空快速・■紀州路快速・■快速・■直通快速・■区間快速：通過
■普通：三国ケ丘駅 (JR-R29) - 百舌鳥駅 (JR-R30) - 上野芝駅 (JR-R31)

外部リンク

* 百舌鳥駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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