碧海古井駅

碧海古井駅（へきかいふるいえき）

碧海古井駅は愛知県安城市の古井町に位置し、名古屋鉄道の西尾線に属する駅です。駅番号はGN03です。通常、当駅には普通列車が停車しますが、平日の朝の一時に名古屋方面に向かう急行列車が特例として停車することがあります。

歴史

この駅の周辺を走る東海道新幹線との関係で、新駅設置の計画が持ち上がったことがありましたが、十分な土地の確保が難しかったため、最終的には現在の三河安城駅が位置する二本木地区が選ばれました。名鉄西尾線には、碧海古井駅のほかに碧海堀内駅や碧海桜井駅が存在しましたが、これらの駅は2008年に南桜井駅が開業し、後にそれぞれ「堀内公園駅」および「桜井駅」に改称されました。ところが、碧海古井駅はそのままの名称で残されています。

碧海古井駅は1926年に開業され、その後1944年に一時休止を経て、1952年に再開されると同時に無人駅となりました。2007年には駅集中管理システムが導入され、さらにはトランパスが導入された後、2011年にはICカード「manaca」の使用がスタートしましたが、2012年にトランパスのサービスは終了しています。

駅構造

当駅は、1面1線の単式ホーム方式を採用しており、4両編成の列車に対応しています。無人駅として運営されており、西尾駅がその管理を行っています。

利用状況

2013年度の資料によれば、碧海古井駅の一日あたりの平均乗降客数は約1,016人で、名鉄の全ての駅中では223位、西尾線と蒲郡線の中では13位となっています。また、1992年度の記録では乗降客数は969人でした。

駅周辺

駅周辺は主に住宅地が広がっています。駅から少し離れた西側にはスーパーマーケットやドラッグストアなども見られ、さらに西へ進むと小学校へと至りますが、その付近は農地が広がっています。また、駅の東側には古井神社や古墳群が点在し、自然を感じさせる環境です。鹿乗川は駅の東側に流れており、安城更生病院も駅からおよそ1キロの地点に位置しています。

附近の主な施設

• - 安城市立祥南小学校
• - 安城市立ゆたか保育園
• - 古井神社
• - 古井城跡
• - 東川古墳
• - 塚越古墳
• - あんくるバス「古井駅」バス停

隣接する駅

名古屋鉄道の西尾線における、碧海古井駅の隣接駅は以下の通りです。

• - 南安城駅 (GN02) - 碧海古井駅 (GN03) - 桜井駅 (GN05)

碧海古井駅は、名古屋鉄道の一部として地域に密着した駅であり、市民の日常生活に欠かせない交通機関となっています。

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