笠幡駅

笠幡駅（かさはたえき）

笠幡駅は、埼玉県川越市大字笠幡に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）川越線の駅です。

歴史

1940年（昭和15年）7月22日：大宮 - 高麗川間の路線開業時に、川越線の他の8駅と共に開業しました。
1965年（昭和40年）6月1日：業務委託駅となり、日本交通観光社に委託されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能になりました。
2008年（平成20年）1月31日：窓口業務（乗車券・定期券・回数券などの販売）が終了しました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。開業当時からの木造駅舎は、隣の的場駅とよく似た外観をしています。駅には自動券売機と簡易Suica改札機が設置されています。かつては窓口で定期券や長距離乗車券などを購入できましたが、2008年1月末に販売が終了しました。2020年東京オリンピックのゴルフ競技開催期間中には、最寄駅として臨時改札口が整備されましたが、無観客開催となったため使用されることはありませんでした。

川越駅が管理する業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスに委託されています。当駅の駅員は、シフトによって西川越駅の勤務にもあたります。なお、西川越駅は休日に無人駅となるため、利用者のために乗車駅証明書発行機が設置されています。

川越線の大宮 - 武蔵高萩間にはATOSが導入されていますが、かつて笠幡駅ではATOS導入区間であるにもかかわらず、連動放送は使用されず、仙石型放送の接近・発車放送が使用されていました。2011年6月頃より、再びATOS連動放送が使用されるようになりました。改札口上には発車標が設置されており、ATOSに連動した案内が表示されます。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は2,752人です。1990年度（平成2年度）以降の1日平均乗車人員の推移は、JR東日本および埼玉県統計年鑑に記載されています。

駅周辺

駅から小畔川方面へ歩くと、のどかな田園風景が広がります。近隣の霞ヶ関カンツリー倶楽部が2020年東京オリンピックの会場となったことから、駅の西側には駅前広場（2019年2月17日供用開始）とアクセス道路が新たに整備されました。

池袋病院
笠幡病院
秀明中学校・秀明高等学校
埼玉県立川越西高等学校
川越市立霞ヶ関西中学校
埼玉県立特別支援学校塙保己一学園
武蔵野銀行 霞ケ関支店
飯能信用金庫 笠幡支店
川越笠幡郵便局
川越笠幡団地
霞ヶ関カンツリー倶楽部

バス路線

駅前広場にある「笠幡駅」停留所から、以下の路線バスが発着します。

東武バスウエスト
鶴ヶ島05：鶴ヶ島駅行き / サイボク行き
西武バス
新狭11：新狭山駅北口行き ※平日朝夕4本のみ
川越シャトル（運行：イーグルバス）
11：霞ヶ関駅北口行き / 西後楽会館行き

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■川越線

的場駅 - 笠幡駅 - 武蔵高萩駅

外部リンク

駅の情報（笠幡駅）：JR東日本

もう一度検索