興戸駅

興戸駅について

興戸駅（こうどえき）は、京都府京田辺市に所在する近鉄京都線の駅で、駅番号はB17です。この駅は副駅名として『同志社前』を掲げ、教育機関である同志社大学、同志社女子大学、同志社国際中学校・高等学校へのアクセスが便利な地点に位置しています。駅から同志社大学の正門までは徒歩15分、同志社女子大学の正門までは徒歩10分と、学生や教職員にとって非常に利便性が高いロケーションです。

駅の歴史

興戸駅は、1954年7月5日に奈良電気鉄道の新田辺と三山木の間に新設されて以来の歴史を持ちます。1963年には近畿日本鉄道の駅となり、その後1986年には橋上駅舎が完成しました。2000年3月にはホーム延長工事が行われ、6両編成の列車の停車が可能となります。また、2005年にはエレベーターが設置され、2007年からはICカード『PiTaPa』の利用も開始されました。

駅の構造

興戸駅は、相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、便利な橋上駅舎を備えています。駅の出入口は東西にそれぞれあり、改札口は1箇所です。ホームの有効長は6両で、通勤・通学ラッシュ時にも対応可能です。

利用状況

2023年11月7日のデータによれば、興戸駅の1日乗降人員は9,544人に達しており、大学の近接性から急行が通過する駅の中でも多くの利用者が訪れています。この数値は、新田辺駅以南の駅の中では最多であり、同地区の交通の中心的な役割を果たしています。

アクセスと特徴

平日及び土休日には、普通列車が多数発着しますが、特定の急行列車も停車します。具体的には、平日2本と土休日1本が京都発近鉄宮津行きの急行として運行されています。この他にも、同志社大学や同志社女子大学の開校日には臨時列車が運転されることもあります。夕方には近鉄宮津発の新田辺行き普通列車が運行され、一部は新田辺から京都行き準急や国際会館行き普通列車として運転される場合があります。

駅周辺の施設

興戸駅周辺には、教育機関に加えて多様な商業施設も存在します。同志社大学や同志社女子大学のほか、京田辺市立草内小学校やNPO法人京田辺シュタイナー学校があります。また、コーナン京田辺店や業務スーパー京田辺店も近隣にあり、地域の住民や学生にとって便利な環境が整っています。

隣接駅

近鉄京都線を利用する際には新田辺駅（B16）と三山木駅（B18）が隣接しています。急行は基本的に通過しますが、同志社大学での試験日など特定の時期には一時的に停車することがあります。

いかがでしょうか、興戸駅は教育機関の近くに位置することから、多くの人々にとって欠かせない交通拠点となっています。さまざまな便利な設備も整っており、利用者にとって魅力的な駅と言えるでしょう。

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