茂市駅

茂市駅（もいちえき）

茂市駅は、岩手県宮古市茂市に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）山田線の駅です。2014年3月31日までは、岩泉線が分岐していました。

歴史

1934年（昭和9年）11月6日：開業。
1942年（昭和17年）6月25日：小本線（のちの岩泉線）が開業し、乗り換え駅となる。
1946年（昭和21年）11月26日：風水害により山田線・小本線が不通となる。
1949年（昭和24年）3月5日：山田線の蟇目駅までと小本線が復旧。
1953年（昭和28年）3月25日：山田線の腹帯駅までが復旧。
1982年（昭和57年）11月15日：貨物の取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物の扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
2010年（平成22年）7月31日：災害により岩泉線が不通となる。8月2日には代行バスの運行を開始。
2014年（平成26年）4月1日：岩泉線が正式に廃止。
2018年（平成30年）3月25日：盛岡 - 宮古間の閉塞方式が連査閉塞式から特殊自動閉塞式に変更され、1番線の使用が停止、2面3線から1面2線となる。4月22日：盛岡 - 宮古間のCTC化に伴い、終日無人化され、宮古駅長の管理下となる。
2019年（平成31年）3月23日：宮古駅の三陸鉄道への移管に伴い、盛岡駅長の管理下に変更。
2021年（令和3年）2月下旬：新駅舎の供用を開始。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換が可能です。かつては駅舎側に単式ホーム1面1線（1番線）がありましたが、特殊自動閉塞化により使用が停止されました。現在は構内踏切で駅舎とホームが連絡しています。

CTC化までは直営駅（駅長配置）で窓口がありましたが、現在は盛岡駅管理の無人駅です。かつては山田線の腹帯駅・蟇目駅を管理していました。

岩泉線への直通列車は、当駅で転線作業が必要だったため、停車時間が長くなっていました。

のりば

3番線からは宮古方面への折り返し運転が可能です。

利用状況

JR東日本によると、2000年度から2017年度の1日平均乗車人員は以下の通りです。

（省略）

駅周辺

岩手県道115号茂市停車場線
国道106号
国道340号（茂市バイパス）
新里郵便局
ふるさと物産センター
湯ったり館
東日本交通「茂市駅前」停留所（岩泉線廃止代替バス）
新里地域バス「茂市駅」停留所
岩手県北バス、川井地域バス「茂市」停留所

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■山田線

□快速「リアス」：陸中川井駅 - 茂市駅 - 千徳駅
■普通：腹帯駅 - 茂市駅 - 蟇目駅

かつて存在した路線

■岩泉線：茂市駅 - 岩手刈屋駅

脚注

出典

報道発表資料
新聞記事
利用状況

参考文献

曽根悟（監修） 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。 

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 駅の情報（茂市駅）：JR東日本

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