荒河かしの木台駅

荒河かしの木台駅

京都府福知山市に位置する、WILLER TRAINS（京都丹後鉄道）宮福線にある荒河かしの木台駅は、駅番号F3、愛称を「かしの木駅」と称する無人駅です。

歴史

1988年7月16日、宮福鉄道（現在の北近畿タンゴ鉄道）宮福線の開業と同時に開業しました。その後、2015年4月1日にはWILLER TRAINSへの移管に伴い、京都丹後鉄道宮福線の駅となりました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有し、列車の行き違いが可能な構造となっています。地上駅ですが、ホームは盛土上にあります。駅舎は存在せず、東側から盛土の下にある地下道を通って階段でホームにアクセスする設計です。ホーム上には待合室が設置されています。

駅の福知山方には、宮福線の車両基地である福知山運転所（旧・福知山運転支区）があり、以前は福知山運転所への出入庫を目的とした列車が設定されていましたが、2007年3月のダイヤ改正で廃止されました。現在でも、福知山駅と荒河かしの木台駅間の回送列車は、車両の入出庫のために運行されています。

なお、当駅付近には西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線が並行して走っていますが、山陰本線には当駅に対応する駅は存在しません。また、駅周辺や構内にはトイレが設置されていません。

2番線は福知山運転所に接続しているため、回送列車は福知山方面、福知山運転所方面に関わらず2番線を使用します。なお、一線スルー方式ではありません。

利用状況

駅周辺には新興住宅地がありますが、利用客は非常に少ないのが現状です。具体的な一日平均乗車人員データは、公開情報からは確認できませんでした。

駅周辺

駅の西側には「かしの木台」と呼ばれる新興住宅地と、イオン福知山店があります。MEGAドン・キホーテ福知山店も比較的近隣に位置しています。

隣の駅

快速列車「大江山」「丹後あおまつ」も停車します。

まとめ

荒河かしの木台駅は、利用客の少ないながらも、近隣住民の生活を支える重要な役割を担う駅です。周辺の新興住宅地の発展や、公共交通機関としての更なる利便性向上のため、今後の状況変化に注目したいところです。 駅舎の無さやトイレの設置状況など、利用者の利便性を向上させるための改善が望まれます。

もう一度検索