西早稲田駅

西早稲田駅の概要

西早稲田駅（にしわせだえき）は、東京都新宿区戸山三丁目に位置する東京地下鉄（東京メトロ）副都心線の駅です。この駅は2008年6月14日に開業し、駅番号はF 11と付けられています。

駅の構造

この駅は島式ホーム1面2線を有する地下駅であり、明治通りの直下に位置します。開業当初からホームドアが設置されており、渋谷方面行きのホームには可動ステップも設けられています。駅の建設には開削工法とシールド工法が用いられ、地下30メートルの深さに位置しています。

改札口はホームの両端にそれぞれ設置されており、合計で4つの出入口があります。中には早稲田大学の西早稲田キャンパスに直結する出入口も含まれています。また、東西線との交差点に近い高田馬場駅からも連絡駅は設けられていないため、特に副都心線のみの利用が多い点が特徴です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は35,647人であり、東京メトロ全130駅中101位という利用状況です。開業当初の予想では乗降人員は約16,000人でしたが、予想を超える結果となり、特に平日の通学ラッシュ時には周囲の学校からの学生やスクール関係者の利用が目立ちます。休日は比較的閑散としているものの、コンスタントな利用が続いています。

駅周辺の特徴

駅周辺はかつて陸軍の練兵場が存在していた場所であり、戦後には戸山公園として整備されました。そのため、緑豊かな環境が広がっており、閑静な住宅街も形成されています。周囲には早稲田大学のキャンパスをはじめ、多くの学校や公共施設が立地しており、地域に根ざした利用がされています。

特に、早稲田大学の西早稲田キャンパスがNearbyにあることから、学生の利用が非常に多いです。また、都立戸山高等学校や海城中学校・高等学校など、教育機関が複数点在しています。

バス路線

駅近くの明治通りには、東京都交通局が運行する多様なバス路線も設置されており、利用者にとっては便利な交通選択肢となっています。これにより、駅からの移動がスムーズに行えるようになっています。

発車メロディ

駅の発車メロディは開業当初から使用されており、1番線では「クリストフ」（作曲者：塩塚博）、2番線では「シルバーレール」（作曲者：福嶋尚哉）が流れています。

結論

西早稲田駅は、地域の学校や公園が近く、多くの学生や地域住民に利用されている駅です。利便性が高く、交通の中心としての役割を果たしており、さらに周囲の歴史的背景や地域性が色濃く表れた場所となっています。

もう一度検索