谷岡楓太

谷岡 楓太（たにおか ふうた）

基本情報

谷岡楓太は、2001年8月29日に広島県広島市で生まれた元プロ野球選手で、ポジションは投手です。右投右打で、NPBでは育成選手として活動していました。

経歴

プロ入り前

谷岡は広島市立日浦中学校で軟式野球をプレーし、安シニアというクラブチームに所属していました。高校は、大学進学を目指す進学校の武田高等学校に進学しました。ここでは、部活そのものがあまり盛んではなく、平日の練習は50分程度と限られた時間で行われました。また、野球部は全国大会への参加経験がなく、他の運動部との練習場の共用など制約が強かったものの、監督の岡嵜雄介の指導のもと、独自のトレーニングを重ねていきました。高校入学当初のストレートの最速は125km/hでしたが、最終的には152km/hまで向上しました。

プロ入り

2019年10月17日のドラフト会議では、オリックス・バファローズから育成選手として2位指名を受けました。11月18日に支度金330万円、年俸220万円で入団合意し、背番号は002です。同校からプロ選手が指名されるのは初めてのことでした。

オリックス時代

2020年にはウエスタン・リーグで1試合に登板し、3安打3四球3失点を喫し、防御率は27.00でした。2021年は一軍・二軍に登板の機会はなかったものの、フェニックスリーグでは3試合に中継ぎ登板し、いずれも無失点に抑えました。2022年は右肘の痛みから苦しみ、メンタル面でも厳しいシーズンとなりました。結局、この年も一軍・二軍とも登板はなく、10月4日に戦力外通告を受け、いったん現役引退を決意しました。

オリックス退団後

戦力外となった直後、谷岡はジムでアルバイトを始めました。2023年3月には父親とキャッチボールをし、痛みの少なさを感じて野球再開を考え始めました。一方で、アルバイトをしながら高島誠の「Mac's Trainer Room」で右肘のリハビリを行い、再び実戦復帰を目指しました。9月には社会人クラブチームの広島鯉城クラブに加入し、10月には沖縄のウインターリーグにも参加。そこでブルペンに入った際には、148km/hを計測しましたが、ライブBPで登板する前に再度右肘を故障し同リーグへの参加を辞退しました。そして、手術を受けることとなりました。また、2023年10月には新潟産業大学の通信制に通っていることを報告しています。

姫路時代

手術からのリハビリを終えた谷岡は、2024年4月30日に関西独立リーグの姫路イーグレッターズに入団します。ここで実戦復帰を果たしましたが、7月13日に任意引退が発表されました。

選手としての特徴

谷岡のストレートは最高152km/hを記録したことがあります。

詳細情報

• - 年度別投手成績

- 一軍公式戦出場なし
- 独立リーグでの年度別投手成績に関しては、一球速報.comにて確認できます。

背番号

• - 002（2020年 - 2022年）
• - 14（2024年）

関連項目

• - [オリックス・バファローズの選手一覧]
• - [姫路イーグレッターズの選手一覧]

外部リンク

• - [選手年度別成績 谷岡楓太 - NPB.jp 日本野球機構]
• - [選手各国通算成績 - Baseball-Reference (Japan)]
• - [選手情報 - 週刊ベースボールONLINE]

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