越前開発駅

越前開発駅

越前開発駅は、福井県福井市開発一丁目に位置するえちぜん鉄道勝山永平寺線の駅です。駅番号はE4。福井市街地にあり、周辺には国道8号や公共施設、商業施設などが立地しています。

歴史

越前開発駅の歴史は古く、1932年、京都電燈越前電気鉄道によって福井口駅と越前新保駅間に「開発駅」として開業しました。その後、1942年には京福電気鉄道の駅となり、1951年に現在の「越前開発駅」に改称されました。1970年には駅業務の委託化が行われました。

2001年には京福電気鉄道越前本線で列車正面衝突事故が発生し、全線運行が休止、越前開発駅も休業を余儀なくされました。その後、2003年に京福電気鉄道からえちぜん鉄道に駅施設が譲渡され、同年7月20日、福井駅～永平寺口駅間の運行再開に伴い営業を再開しました。2015年には福井口駅～越前開発駅間の単線化に伴い、駅構造も島式ホーム1面2線から単式ホーム1面1線へと変更されました。

駅構造

越前開発駅は地上駅で、単式ホーム1面1線です。2015年までは島式ホーム1面2線の構造でしたが、ダイヤ改正による単線化により現在の構造となりました。ホームは狭く屋根がありません。駅舎はホームと構内踏切で連絡しており、北側に位置しています。平日の6時30分から19時40分までは駅員が配置されています（2021年時点）。

利用状況

越前開発駅の1日平均乗降人員は、（データがないため記述できません。資料を追加いただければ追記いたします）。

駅周辺

越前開発駅の周辺には、国道8号（福井バイパス）、福井市啓蒙小学校、ハローワーク福井（福井公共職業安定所）、福井労働基準監督署、福井県警察福井警察署などの公共施設や、商業施設のそよら福井開発（徒歩20分）、フレンドマート開発店などが立地しています。

隣の駅

参考文献

『京福電気鉄道 越前線写真帖 88年回顧録』京福電気鉄道、2003年1月31日
川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日
『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日
寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

越前開発駅 - えちぜん鉄道

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