馬場貴也

馬場貴也のプロフィール

基本情報

馬場 貴也（ばば よしや）は1984年3月26日生まれで、京都府京都市にルーツを持つ競艇選手です。彼は京都府立東稜高等学校を卒業後、競艇選手としてのキャリアをスタートしました。滋賀支部に所属し、登録番号は4262号です。93期にあたる同期には長田頼宗や杉山裕也といった選手がいます。

来歴

馬場は幼少期に一時期長野県に住んでいたものの、再び京都市に戻りました。英検3級を取得しており、同じく滋賀支部所属の競艇選手、木村仁紀は彼の後輩かつ弟子です。2013年には滋賀県大津市に転居し、競艇選手としての活動を本格化させました。

2018年7月、馬場は選手会滋賀支部の支部長に就任します。この就任時、彼は各支部長の中で最年少でした。競技成績が向上する中、彼は2018年11月の芦屋競艇場で開催されたSG「第21回チャレンジカップ」で初めてのSG優勝を成し遂げました。この活躍により、彼は賞金2700万円を得て、翌年末に行われるSG「第33回グランプリ」の出場権も獲得しました。

彼の競技生活は、充実した成績に彩られています。2019年には戸田競艇場での「第54回ボートレースクラシック」で2着、児島競艇場での「第66回ボートレースダービー」で3着など、安定した結果を残しました。さらに、この年のSG「第34回グランプリシリーズ」で再び優勝し、年間獲得賞金は1億円を突破しました。

2020年にはびわこ競艇場でのG1「第68回びわこ大賞」で初のGI優勝を達成し、2022年にはボートレースダービーでも制覇しました。そして2023年8月27日にはボートレース福岡で開催されたSG「第69回ボートレースメモリアル」での優勝を果たしました。これを受けて、2024年にはボートレース丸亀で行われたSG「第70回ボートレースメモリアル」においても優勝を達成し、連覇を遂げました。

日本レコード

馬場は競艇においても多くの記録を打ち立てています。2010年11月には津競艇場で開催された「第1回日本トーター杯」でのレースにて、3号艇からの競技で1分42秒6という日本最速のタイムで勝利を収めました。この記録はそれまでの静岡支部の今坂勝広の記録を0.1秒更新したものです。その後も2012年にはびわこ競艇場でのレースにおいて、3周1800メートルのレースで1分42秒2を記録し、自身の持つ記録をさらに塗り替えました。

戦歴と成績

馬場貴也は競艇界で長いキャリアを持ち、4913回の出走を誇ります。1着回数1410回、優出回数185回、優勝回数は52回に及びます。SGレースでの優出回数は5回、優勝は4回を達成しています。G1レースにおいても優出25回、優勝4回の成績を収め、中でも通算勝率は6.65と非常に高い数値を示しています。

彼の生涯獲得賞金は680,591,184円に達し、競艇界において確固たる地位を築いています。また、オリジナルキャラクター「ロボートレーサーV」の設定が馬場をモチーフにしていることも注目されています。今後の彼の更なる活躍が期待されます。

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