黒姫駅

黒姫駅の概要

黒姫駅は、長野県上水内郡信濃町大字柏原に位置する、しなの鉄道北しなの線の駅です。かつてはJR東日本の信越本線の一部でしたが、2015年の北陸新幹線延伸に伴い、しなの鉄道に移管されました。

歴史

1888年（明治21年）5月1日: 柏原駅として開業しました。
1907年（明治40年）: 駅の西側から森林鉄道（御巣鷹林道）が開設されました。
1927年（昭和2年）2月8日: 大雪のため、旅客列車の入換時に車両2両が駅構内で脱線する事故が発生しました。
1968年（昭和43年）10月1日: 黒姫駅に改称されました。
1984年（昭和59年）:
1月15日：貨物の取り扱いが廃止されました。
2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりました。
2015年（平成27年）:
2月28日：駅構内のKIOSKと立ち食いそば店が閉店しました。
3月14日：北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、しなの鉄道に移管され、業務委託駅となりました。同時に、そば店がしなの鉄道直営で再開しました。
10月末：そば店が一時休業しました。
11月28日：業務委託先の「信濃町振興局」により、そば店が再開しました。

信越本線時代

JR東日本の信越本線時代には、御代田駅から当駅までが長野支社の管轄で、妙高高原・直江津方面は新潟支社の管轄となる境界駅でした。また、2005年までは冬季に運行されていた大阪駅始発のシュプール号の終着駅でもありました。当駅から新井駅までは特に雪の多い地域で、運休時には2番線で長野-黒姫間の折り返し運転が行われていました。

移管直前まで直営駅（駅長配置）であり、管理駅として古間駅を管理していました。また、みどりの窓口も設置されていました。

駅構造

黒姫駅は、2面3線のホームを持つ地上駅で、現在は簡易委託駅となっています。かつてはみどりの窓口として営業していた出札窓口には、移管時にマルス端末が撤去されました。1番線と2・3番線ホームは跨線橋で連絡しており、駅舎北側には駅南北を連絡する自由通路があります。駅には信濃町観光案内所が併設されています。

発車ベルの設備も備わっています。

のりば

2017年9月現在、2番線を発着する定期列車はありません。以前は1・2番線の間に機回し線がありましたが、撤去されています。長野寄りには転車台が設けられていますが、現在は使用されていません。

利用状況

「長野県統計書」によると、2020年度の1日平均乗車人員は195人です。2000年度以降の乗車人員の推移は以下の通りです。なお、2000年度から2014年度まではJR東日本時代のデータであり、2014年度と2015年度の統計は非公表です。

駅周辺

駅前からは長電バス、信濃町新交通バス、タングラムバスが発着しています。

黒姫駅停留所（東口）

長電バス
国道線：黒姫高原、いこいの家、飯綱病院方面
観光シャトルバス：野尻湖、黒姫童話館方面
信濃町新交通バス
2：熊坂方面
3：高沢方面
2・3：信濃小中学校方面
4：長水方面
5：石橋東方面
6：高山方面
7：土橋方面
タングラムバス
黒姫駅 - タングラム斑尾線：野尻湖、タングラム斑尾方面

黒姫駅西口停留所

信濃町新交通バス
8：信濃小中学校、黒姫保養地方面

隣の駅

しなの鉄道 北しなの線

特別快速「軽井沢リゾート号」停車駅
普通（長野駅から快速となる列車含む）：古間駅 - 黒姫駅 - 妙高高原駅

脚注

注釈：特になし

出典：

利用状況：JR東日本、しなの鉄道（長野県統計書）

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

黒姫駅 - しなの鉄道
信州しなの町観光協会

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