あっぱれ外人 DONピシャリ!!
『あっぱれ外人 DONピシャリ!!』は、1984年11月6日から1985年3月19日まで、テレビ朝日系列局で放送されたクイズ番組です。テレビ朝日が制作を手掛け、毎週火曜日の20時00分から20時54分にかけて、日本標準時でオンエアされました。
この番組の大きな特徴は、日本国内に住む外国人たちが解答者として出演し、日本の文化、風俗、流行などに関するクイズに挑戦するという点にありました。異文化への理解を深めることを目的とした、当時としてはユニークなコンセプトが掲げられていました。番組の進行役として、タレントの西川きよしさんとマリアンさんが司会を務めました。
番組のクイズ構成は、放送期間中に一部変更がありました。まず、前期に行われていた形式から見ていきましょう。
前期には、「オープニングクイズ」で番組がスタートしました。ここでは、アメリカ、フランス、ガーナ・ウガンダの混成チーム、イギリス、イタリア、ケニア、ブラジルなど、各国のチームがそれぞれ出題を受けました。持ち時間は90秒で、120点からスタートし、時間が経過するごとに点数が減っていく方式でした。正解すればその時点の点数が加算されましたが、時間内に答えられなかった場合は0点からのスタートとなりました。
オープニングクイズの後には、「メインクイズ」が続きました。このコーナーでは、嵐山光三郎さん、せんだみつおさん、さこみちよさん、山本晋也さん、村野武憲さんといった、各界から招かれた5名の出題者が登場し、日本の多様な文化や風習、さらには当時の流行などに関する問題が出されました。解答は、各国別チームが順番に答えるリレー形式で進められました。
さらに、日本のさまざまな話題から出題される「早押しクイズ」も実施されました。こちらは制限時間60秒で行われ、出題ナレーションは堀越幸子さんが担当していました。
そして番組のクライマックスを飾ったのが、「大逆転助っ人クイズ」です。「メインクイズ」で出題を務めた5人の中から、各国別チームが事前に1人を「助っ人」として選びました。この助っ人と共に、VTRで出題される書き問題に全チームが参加する形式でした。ここで正解したチームには、それぞれ100点が加算され、この結果をもって最終的なトップ賞が決定されました。トップ賞を獲得したチームにはトロフィーが贈られ、解答者席の後ろからは、まるで噴水や火山が吹き出すかのように大量の紙吹雪が舞うという派手な演出が用意されていました。トップ賞決定のファンファーレにも、チームごとに異なるいくつかのパターンがあったようです。
後期に入ると、クイズ形式に一部変更が加えられました。「オープニングクイズ」は廃止され、番組はいきなり「メインクイズ」から始まるようになりました。また、メインクイズの形式も、前期のリレー形式から全チーム参加の書き問題に変更されました。正解チームには50点が与えられましたが、もし全てのチームが正解した場合には、特別ボーナスとしてさらに50点が追加され、合計100点を獲得できるというルールになりました。メインクイズ以降の「早押しクイズ」と「大逆転助っ人クイズ」については、前期からルール変更なく続けられました。
視聴者向けの企画として、番組では次回の放送でどのチームがトップ賞を獲得するかを予想するクイズも実施されました。予想をハガキに書いて送ることで応募でき、見事正解した応募者の中から抽選で1名に、番組スポンサーである大韓航空提供の海外旅行がプレゼントされました。大韓航空は韓国の航空会社ですが、旅行先は韓国に限らず様々な場所が含まれていました。
番組のエンディングでは、出演者全員が世界各国の言葉で「さようなら」や「また来週」といった別れの挨拶を披露するのが恒例でした。例えば、スペイン語の「Adiós」や英語の「See you next week」などが用いられました。最終回のエンディングでは、出演者全員が日本語で「さようなら」と挨拶を交わし、番組の幕を閉じました。
エンディングテーマ曲には、イスラエルの民謡「マイム・マイム」をカバーした「MAYIM MAYIM '85」が使用されました。作詞は森田由美さん、作曲と歌唱はOPEN SESAMI!が担当し、アニメーションは南家こうじさんが手掛けました。この楽曲は、番組終了後にはタイトルを「MAYIM MAYIM '86」と改め、朝の子供向け番組『パックンたまご』でも使われることになります。
テレビ朝日系列局での放送に加え、ANNに加盟していたものの日本テレビ系列の番組も多く放送していた山形放送では、毎週月曜日の22時00分から22時54分に、本放送から6日遅れで放送されていました。また、同じく日本テレビ系列である北日本放送でも、毎週土曜日の12時00分から12時54分に放送されていました。
この番組の大きな特徴は、日本国内に住む外国人たちが解答者として出演し、日本の文化、風俗、流行などに関するクイズに挑戦するという点にありました。異文化への理解を深めることを目的とした、当時としてはユニークなコンセプトが掲げられていました。番組の進行役として、タレントの西川きよしさんとマリアンさんが司会を務めました。
番組のクイズ構成は、放送期間中に一部変更がありました。まず、前期に行われていた形式から見ていきましょう。
前期には、「オープニングクイズ」で番組がスタートしました。ここでは、アメリカ、フランス、ガーナ・ウガンダの混成チーム、イギリス、イタリア、ケニア、ブラジルなど、各国のチームがそれぞれ出題を受けました。持ち時間は90秒で、120点からスタートし、時間が経過するごとに点数が減っていく方式でした。正解すればその時点の点数が加算されましたが、時間内に答えられなかった場合は0点からのスタートとなりました。
オープニングクイズの後には、「メインクイズ」が続きました。このコーナーでは、嵐山光三郎さん、せんだみつおさん、さこみちよさん、山本晋也さん、村野武憲さんといった、各界から招かれた5名の出題者が登場し、日本の多様な文化や風習、さらには当時の流行などに関する問題が出されました。解答は、各国別チームが順番に答えるリレー形式で進められました。
さらに、日本のさまざまな話題から出題される「早押しクイズ」も実施されました。こちらは制限時間60秒で行われ、出題ナレーションは堀越幸子さんが担当していました。
そして番組のクライマックスを飾ったのが、「大逆転助っ人クイズ」です。「メインクイズ」で出題を務めた5人の中から、各国別チームが事前に1人を「助っ人」として選びました。この助っ人と共に、VTRで出題される書き問題に全チームが参加する形式でした。ここで正解したチームには、それぞれ100点が加算され、この結果をもって最終的なトップ賞が決定されました。トップ賞を獲得したチームにはトロフィーが贈られ、解答者席の後ろからは、まるで噴水や火山が吹き出すかのように大量の紙吹雪が舞うという派手な演出が用意されていました。トップ賞決定のファンファーレにも、チームごとに異なるいくつかのパターンがあったようです。
後期に入ると、クイズ形式に一部変更が加えられました。「オープニングクイズ」は廃止され、番組はいきなり「メインクイズ」から始まるようになりました。また、メインクイズの形式も、前期のリレー形式から全チーム参加の書き問題に変更されました。正解チームには50点が与えられましたが、もし全てのチームが正解した場合には、特別ボーナスとしてさらに50点が追加され、合計100点を獲得できるというルールになりました。メインクイズ以降の「早押しクイズ」と「大逆転助っ人クイズ」については、前期からルール変更なく続けられました。
視聴者向けの企画として、番組では次回の放送でどのチームがトップ賞を獲得するかを予想するクイズも実施されました。予想をハガキに書いて送ることで応募でき、見事正解した応募者の中から抽選で1名に、番組スポンサーである大韓航空提供の海外旅行がプレゼントされました。大韓航空は韓国の航空会社ですが、旅行先は韓国に限らず様々な場所が含まれていました。
番組のエンディングでは、出演者全員が世界各国の言葉で「さようなら」や「また来週」といった別れの挨拶を披露するのが恒例でした。例えば、スペイン語の「Adiós」や英語の「See you next week」などが用いられました。最終回のエンディングでは、出演者全員が日本語で「さようなら」と挨拶を交わし、番組の幕を閉じました。
エンディングテーマ曲には、イスラエルの民謡「マイム・マイム」をカバーした「MAYIM MAYIM '85」が使用されました。作詞は森田由美さん、作曲と歌唱はOPEN SESAMI!が担当し、アニメーションは南家こうじさんが手掛けました。この楽曲は、番組終了後にはタイトルを「MAYIM MAYIM '86」と改め、朝の子供向け番組『パックンたまご』でも使われることになります。
テレビ朝日系列局での放送に加え、ANNに加盟していたものの日本テレビ系列の番組も多く放送していた山形放送では、毎週月曜日の22時00分から22時54分に、本放送から6日遅れで放送されていました。また、同じく日本テレビ系列である北日本放送でも、毎週土曜日の12時00分から12時54分に放送されていました。
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