お菓子の里丹波

お菓子の里丹波について

お菓子の里丹波（おかしのさとたんば）は、兵庫県丹波篠山市の東吹に位置し、地域の特産品や工芸品を楽しむことができる観光施設です。広々とした敷地内には、さまざまなテーマのお菓子に関連する施設が立ち並んでおり、特に地元の名産である黒豆を活用した商品が目玉となっています。

様々な施設と魅力

この施設は、黒豆に関連した工芸品や展示ギャラリーに加え、本館の青山ホールなども併設されています。特に目を引くのは、旧垂水警察署を移築したミオール館です。この歴史的建物は、大正初期の洋館で、有形文化財としての価値も評価されています。

本館の特徴

本館の1階には、篠山の特産物を扱う物産館があり、丹波黒、大納言小豆、山の芋、丹波栗など、多種多様な地元の自慢の品々が展示販売されています。また、地元の酒蔵である鳳鳴酒造の地酒も味わえるのが魅力の一つです。さらに、館内にはレストラン「さくら」が併設されており、訪れた人々が美味しい料理を楽しむことができます。

2階には展示室が設けられており、農機具や地域の歴史に関するさまざまな展示品が見学可能です。青山ホールは多目的に利用されており、さまざまな催し物が開催されています。

ミオール館の魅力

ミオール館では、和菓子屋千鳥屋宗家系列の洋菓子部門であるミオールの喫茶店があります。この店では、アンティークなカップを眺めながら、素敵な時間を過ごすことができます。展示されているカップの中には、有名なコールポートやノリタケ、リモージュのアンティークカップが多数含まれています。また、2階にはコンサートホールがあり、結婚式や披露宴、パーティーなど多様なイベントに利用されています。

薬師山山荘とドイツの館

園内の右手には、安政4年（1857年）に建てられた商家を移築した薬師山山荘があります。こちらは、静かで落ち着いた雰囲気が漂い、訪れる人にとって貴重な建築物となっています。

ドイツの館では、地ビールやドイツソーセージ、おいしいピザ、さらに黒豆パンまでが取り扱われており、手作りパン教室も開催されています。食を通じて異国の文化を楽しむことができる場所です。

萱葺きの家

嘉永7年（1854年）に建てられた古民家を移築した茅葺きの家では、和菓子や日本茶を堪能できるほか、かまどや囲炉裏など、昔の生活様式を感じることができます。

営業情報とアクセス

営業時間は年中無休で、10:00から18:00まで営業しています。園内への入場は17:00まで可能で、冬季は本館の営業時間が17:00まで、庭園は16:30までとなっています。

入園に関しては、現在無料で利用できるため、気軽に訪れることができます。アクセスは、JR福知山線の篠山口駅からウイング神姫バスで約4分と非常に便利です。また、タクシーを利用すれば駅から約5分の距離となります。自動車では、舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口インターチェンジからおよそ5分で到着します。

このように、

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