さくら市営バス

さくら市営バス

さくら市営バスは、かつてさくら市、矢板市、那須烏山市の3市が共同で運行していた自治体バスです。運行は、やしお観光バスに委託されていました。

概要

さくら市成立前は、旧喜連川町が那珂川水系の内川や荒川に沿った集落を結ぶために運営していました。喜連川温泉などを拠点として、JR片岡駅や烏山駅を結ぶ路線が中心でした。以前は東野交通が運行を担っていましたが、後にさくら市営バスとして運行されるようになりました。また、烏山・川井口間は、江川に沿って矢板まで国鉄バスも運行していました。

しかし、利用者数の減少に伴い赤字額が増加し、さらに車体の老朽化も進んだことから、2013年4月より無期限休止となり、事実上の廃止となりました。現在、さくら市乗合タクシーやJR氏家駅から運行される観光温泉バスが、その代替交通機関として機能しています。

運賃は多区間制を採用しており、大人初乗り150円、片岡駅 - 烏山駅間は1,080円でした。回数券や定期券は、さくら市喜連川支所で購入できました。

※以下は休止直前の情報です。

路線

烏山駅 - 熊田 - 喜連川本町 - 片岡駅
烏山駅 - 熊田 - 喜連川本町 - 喜連川温泉 - 片岡駅
烏山駅 - 熊田 - 喜連川本町 - 喜連川温泉
烏山駅 - 熊田 - 川井口
川井口 - 熊田 - 喜連川本町 - 片岡駅
川井口 - 熊田 - 喜連川本町 - 喜連川温泉
喜連川温泉 - 片岡駅

関連項目

日本のコミュニティバス一覧#廃止されたコミュニティバス

もう一度検索