ししぶ駅について
ししぶ駅は、福岡県古賀市美明二丁目に位置する、
九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線の駅です。駅番号はJA08で、地域の方々にとって重要な交通拠点となっています。
歴史
この駅の歴史は、
2006年11月2日に古賀市、鹿部新駅建設促進期成会、JR九州の3者間で新駅設置に関する覚書が交わされたことから始まります。その後、
2009年3月14日に開業を迎えました。
2022年3月11日には、
みどりの窓口の営業が終了し、2023年
10月1日には駅体制が見直され、
JR九州サービスサポートによる業務委託駅から、
九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更されました。
駅名の由来
駅名の「ししぶ」は、所在地の旧地名に由来しています。旧鹿部地区の
鹿児島本線付近の地域が、宅地開発に伴い
2006年より現在の町名に改称されました。駅名が平仮名表記になったのは、地元以外の方にも分かりやすくするためです。また、JR北海道に鹿部(しかべ)駅があるため、区別するという意味合いもあります。
駅構造
ししぶ駅は、相対式ホーム2面2線を有する
地上駅で、
橋上駅舎を備えています。駅には7時30分から19時30分まで駅係員が配置されており、それ以外の時間帯は無人駅となります。通常、駅ののりば番号は上り線側から1番、2番と付番されますが、当駅と
新宮中央駅は下り線側に駅事務室があるため、下り線側が1番となっています。
のりば
利用状況
2021年度の1日平均乗車人員は1,470人で、JR九州の駅としては102位です。開業前の
2006年10月31日には、1日平均乗車人員を2,000人と予測していました。近年の1日平均乗車人員は以下の表の通りです。
年度 | 1日平均乗車人員 |
---|
- | - |
2016年 | 1,455人 |
2017年 | 1,480人 |
2018年 | 1,504人 |
2019年 | 1,525人 |
2020年 | 1,220人 |
2021年 | 1,470人 |
駅周辺
駅周辺は古賀市の西部に位置し、隣接する
新宮町との境界に近いです。もともとは鹿部という集落でしたが、新駅建設と並行して鹿部土地区画整理事業が実施され、住宅地開発が進みました。駅の西口・東口ともに住宅地が広がっており、南西方向へ進むと
新宮町に入ります。
西口
古賀市隣保館
国道495号
古賀ゴルフ・クラブ
東口
九州電力古賀変電所
国道3号
ニトリ新宮店
古賀工業団地
その他
自動改札機が設置されており、開業当初からICカード「SUGOCA」が利用可能です。磁気式ストアードフェアカード「ワイワイカード」も、開業時からカード自体の廃止まで利用できました。
隣の駅
九州旅客鉄道(JR九州)
鹿児島本線
■快速・■区間快速:通過
■普通:古賀駅 (JA09) - ししぶ駅 (JA08) - 新宮中央駅 (JA07)
脚注
出典:本文中の出典
利用状況の出典:JR九州の1日平均利用客数
関連項目
日本の[[鉄道駅]]一覧
外部リンク
*
ししぶ駅(駅情報) - 九州旅客鉄道