みやぎ県北高速幹線道路

みやぎ県北高速幹線道路について

みやぎ県北高速幹線道路は、宮城県栗原市の国道4号築館バイパス付近を起点とし、同県登米市の三陸自動車道登米インターチェンジ（IC）に至る、総延長24kmの地域高規格[[道路]]です。この道路は、主要地方道築館登米線のバイパスとして整備され、2021年に全線開通しました。これにより、県北地域の交通利便性が大幅に向上しました。

概要

2011年11月24日には、1期区間として栗原市築館萩沢加倉から登米市迫町北方までの8.9kmが暫定2[[車線]]で開通しました。この際、案内標識には青色のものが採用されました。また、若柳南ICから登米市迫町北方までの1.9kmは、同年6月28日に先行開通していました。当初は3月17日の開通予定でしたが、東日本大震災の影響で延期されました。残りの加倉ICから若柳南ICまでの7.0kmは、当初の予定通り2011年内に開通しました。

同年11月21日には、この道路が東日本大震災の復興支援道路として位置づけられ、2期区間（中田工区）約4.7kmが2011年度の第3次補正予算で事業化されました。さらに、3期区間（佐沼工区）および4期区間（築館工区）も2013年度に事業化され、工事が進められました。

2期区間は2018年12月25日に、4期区間は2019年6月9日にそれぞれ開通しました。3期区間は当初2020年度末の開通予定でしたが、工事の遅れにより2021年12月17日に開通しました。

また、東北自動車道との交点にインターチェンジを設置する計画も進められており、2018年8月10日には国土交通省から連結許可を受けました。2022年3月には工事用道路の建設が開始されましたが、運用開始時期は未定です。

各区間の詳細

1期区間

起点: 栗原市築館萩沢
終点: 登米市迫町北方（国道398号）
総延長: 8.9km
車線数: 暫定2[[車線]]（計画4車線）
規格: 第1種第3級
設計速度: 80km/h
最高速度: 暫定70km/h
通行料金: 無料
開通日: 2011年11月24日
若柳南IC - 登米市迫町北方間: 2011年6月28日開通

2期区間（中田工区）

起点: 登米市中田町石森表（国道346号）
終点: 登米市中田町浅水（三陸自動車道 登米IC付近）
総延長: 約4.7km
車線数: 完成2車線
規格: 第3種第2級
設計速度: 60km/h
開通日: 2018年12月25日

2011年11月21日に新規事業化され、当初は第1種第3級の自動車専用[[道路]]として計画されていましたが、工期短縮と事業費削減のため、第3種第2級の一般[[道路]]に変更されました。ただし、本線は盛土構造の完成2車線で、側道を設けることで歩行者や軽車両を排除し、実質的に自動車専用[[道路]]として運用されています。

3期区間（佐沼工区）

起点: 登米市迫町北方（国道398号 北方バイパス）
終点: 登米市中田町石森表（国道346号）
総延長: 約3.6km
車線数: 完成2車線
規格: 第3種第2級
設計速度: 60km/h
開通日: 2021年12月17日

4期区間（築館工区）

起点: 栗原市志波姫南堀ロ（国道4号 築館バイパス）
終点: 栗原市築館萩沢
総延長: 約1.7km
車線数: 完成2車線
規格: 第3種第2級
設計速度: 60km/h
開通日: 2019年6月9日

国道398号 北方バイパス

国道398号北方バイパスは2001年7月に一般道として開通しました。一部区間がみやぎ県北高速幹線道路と重複していますが、専用部の建設については未定で、当面は現道活用となっています。

インターチェンジなど

全区間が宮城県内に位置しており、詳細なインターチェンジの情報は現在調査中です。

交通量

みやぎ県北高速幹線道路の交通状況に関する詳細なデータは、現在調査中です。

関連情報

東北地方の[[道路一覧]]
地域高規格[[道路]]一覧

外部リンク

宮城県 北部土木事務所栗原地域事務所
宮城県 東部土木事務所登米地域事務所
みやぎの高速道路網 - 宮城県 (PDF)
* みやぎ県北高速幹線道路に関連する地理データ - オープンストリートマップ

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