ゆふいん号

ゆふいん号の概要

ゆふいん号（ゆふいんごう）は、福岡県の中心である福岡市と、大分県由布市の人気観光地である湯布院町を結ぶ高速バスです。このバスの愛称は、美しい温泉地として名高い由布院に由来しています。ゆふいん号は、観光路線としての役割を強く持ち、福岡市の西鉄天神高速バスターミナルと湯布院の由布院駅前バスセンター間を約2時間で結びます。

運行会社

ゆふいん号は、以下の運行会社によって運営されています。

• - 日田バス日田営業所
• - 亀の井バス別府営業所
• - 西日本鉄道福岡高速自動車営業所（※一部の続行便は西鉄観光バスが担当）

運行経路と停車停留所

ゆふいん号の運行経路は、以下の主要な停留所を含んでいます。

• - 西鉄天神高速BT
• - 博多BT
• - 福岡空港国際線
• - 太宰府IC
• - 九州自動車道
• - 筑紫野（二日市温泉入口）
• - 高速基山
• - 鳥栖JCT
• - 大分自動車道
• - 高速日田
• - 高速天瀬高塚
• - 玖珠インター
• - 九重IC
• - 湯布院IC
• - 道の駅ゆふいん
• - 由布院駅前BC

このルートでは、福岡市内から高速日田までは湯布院行きが乗車専用、福岡行きは降車専用となっています。また、由布院駅前BCから道の駅ゆふいんまでは、湯布院行きが降車のみ、福岡行きが乗車のみの扱いです。

過去の運行経路

ゆふいん号は、過去に多様な停車地点を持つ運行が行われていました。たとえば、博多港発着便や日田バスセンター発便、臨時のノンストップ便などがありますが、近年では運行経路が整理され、よりスムーズな移動が求められています。

車両設備

運行に使用されるバスは、日田バスや亀の井バスが提供する三菱ふそう・エアロバス、日野・セレガなど、様々な車両がつかわれています。これらのバスは、4列シート、毛布、トイレ、およびコンセント式充電器を搭載しており、快適な車内空間を提供しています。

沿革

ゆふいん号は1982年に運行が開始され、以来数回にわたりダイヤや経路の変更が行われてきました。1984年に経路変更が行われ、その後もさまざまな変更が続きました。特に、2005年には経路の見直しが行われ、2009年には西鉄発行のスーパー乗車券が利用可能になりました。2013年からはnimocaが全便で導入され、最近では便数の見直しや停車地点の変更が行われ、現在はより多様なニーズに応える形で運行されています。

まとめ

ゆふいん号は、福岡市と湯布院を結ぶ重要な交通手段として、多くの観光客に利用されています。沿線の観光スポットを楽しみながら、短時間での移動が可能です。ゆふいん号を利用して、大分県の自然や文化を体験してみてはいかがでしょうか。

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