アイバー (Ivar)
アイバー(本名:トッド・ジェームス・スミス、
1984年3月3日生まれ)は、
アメリカ合衆国マサチューセッツ州リン出身の
プロレスラーです。現在は
WWEに所属し、特に
タッグチームレスラーとして知られています。彼は多くの団体での活躍を経て、プロレス界で確固たる地位を築いてきました。
来歴
インディー団体時代
2001年にプロレスデビューを果たしたアイバーは、短期間でその名を馳せました。
2014年には
ROH(リング・オブ・オナー)が主催するトップ・プロスペクト・トーナメントに出場し、1回戦でチーズバーガー、2回戦でアンドリュー・エバレットを下して決勝に進出。決勝戦で
レイモンド・ロウを撃破し見事に優勝を果たしました。この成功により、彼はロウと
タッグチーム「
ウォー・マシン」を結成し、
ROHのタッグ戦線に参入しました。
2015年、
ウォー・マシンとして参加したField Of Honor 2015では、K.E.S.との試合に勝利し、
GHCタッグ王座に挑戦を表明しましたが、王座奪取には至りませんでした。
その後もアイバーは成功を収め続け、
2015年12月のFinal Battleでは世界タッグ王座を獲得し、
ROHでの初タイトルを手にしました。次年度には
新日本プロレスが主催する
WORLD TAG LEAGUEにも出場し、活躍が期待されました。
2017年には
IWGPタッグ王座を獲得し、その名声を高めました。
2018年に
WWEと契約し、NXTで新たなキャリアが始まります。同年4月には
タッグチームとしてウォー・レイダースとしてデビューし、注目を集めました。
2019年にはNXTタッグ王座を奪取し、その後RAWでは「バイキング・レイダース」として新たなリングネームで活動を展開しました。
2024年5月にはアイバーの負傷が報告され、一時無期限欠場となることが発表されましたが、怪我の治療を受けながらもプロレスに復帰。彼は自身の体験を通して、外科医からの厳しい診断を乗り越え、リハビリを経て戻ることができました。彼の復帰は多くのファンにとって感動的なものでした。
得意技
アイバーは数多くの印象的な技を持っています。以下はその一部です。
- - シンシティ・プランジ: 代表的なフィニッシャー。
- - ダイビング・ボディ・プレスやドゥームサルト: 空中技であり、観客を魅了しています。
- - フォールアウト: ロウとの連携で行うフィニッシュ技。
彼の技術は
タッグチーム戦においても光り、特にダブル・チョークスラムや
ウォー・マシン・コンボ・スラムなど、パートナーとの連携によって威力を増します。
獲得タイトル
アイバーはこれまでに多くのタイトルを獲得しており、その成功は以下のように整理できます:
入場テーマ曲
彼の入場テーマ曲は、
プロレスラーとしての存在感を引き立てる重要な要素です。
まとめ
アイバーは、数々の団体で詳細かつ魅力的なキャリアを積み重ねてきました。彼の経験やスキルは、プロレス界において欠かせないものであり、今後の活動にも期待が寄せられています。