アクアイグニス

アクアイグニス：癒やしと食の複合温泉リゾート

アクアイグニスは、三重県三重郡菰野町、湯の山温泉に位置する複合温泉リゾート施設です。株式会社アクアイグニスによって運営され、訪れる人々に「癒やし」と「食」をテーマにした特別な体験を提供しています。2012年10月23日のオープン以来、その魅力は多くの人々を惹きつけています。

誕生の背景

アクアイグニスの設立には、興味深い経緯があります。元々、有限会社KATAOKAが経営していた湯の山片岡温泉が、新名神高速道路の用地として移転を余儀なくされました。この移転を機に、同社はいちご農園の卸先であったパティシエの辻口博啓氏、そしてイタリアンシェフの奥田政行氏と共同で新たな事業をスタートさせたのです。

約49,000平方メートルの広大な敷地内には、片岡温泉に加え、宿泊施設や、辻口氏、奥田氏、笠原将弘氏といった著名な料理人がプロデュースする様々な飲食店が軒を連ねています。

名称の由来

アクアイグニスという名称は、ラテン語でそれぞれ「水」を意味するアクアと「火」を意味するイグニスを組み合わせたものです。この対照的な二つの言葉は、大地で育まれた温泉、豊かな食材、そして男女といった、アクアイグニスが提供する多様な要素を象徴的に表現しています。

また、晴れた日には、駐車場から中央アルプスや南アルプスを望むことができ、新名神高速道路の高架橋越しには、わずかに御嶽山を捉えることもできます。

施設案内

アクアイグニスには、温泉、食事、宿泊、その他、多様な施設があります。

温泉

片岡温泉：源泉かけ流しの湯を堪能できる温泉施設。

食事

コンフィチュール アッシュ（スイーツ）：辻口博啓シェフが手掛けるスイーツ専門店。
マリアージュ ドゥ ファリーヌ（ベーカリー）：パンと焼き菓子の店。
サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ（イタリアン）：奥田政行シェフによるイタリア料理。
イル・ケッチァーノ ミエーレ（イタリアン）：イタリアンレストラン。
「笠庵」 賛否両論（和食）：笠原将弘シェフの和食店。
露庵温味（和食）：和食料理店。

宿泊

片岡温泉宿泊棟：温泉旅館。
離れ宿 -杉-：プライベート空間が魅力の離れ宿。
離れ宿 -松-：贅沢な時間を過ごせる離れ宿。
離れ宿 -栗-：落ち着いた雰囲気の離れ宿。
離れ宿 -檜-：木の温もりを感じる離れ宿。

その他

いちご園：いちご狩りを楽しめるスポット。

交通アクセス

車：東名阪自動車道「四日市IC」より国道477号を西へ約15分。新名神高速道路「菰野IC」より国道306号から国道477号経由で約10分。
電車：近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」より徒歩約8分。または、三重交通バス「アクアイグニス」バス停下車。
高速バス：名鉄バスセンターより高速バス（名古屋湯の山高速線）「アクアイグニス」バス停下車。

関連施設

アクアイグニスの展開は、三重県内にとどまりません。

2018年7月：知多半島道路・阿久比PA（下り線）、大府PA（上り線）にレストラン・ショップを出店。
2019年11月：大阪府泉佐野市のりんくうタウンに「アクアイグニス関西空港」を開業。
2021年：三重県多気郡多気町に日本最大級の商業リゾート施設「VISON（ヴィソン）」を開業。（合同会社「三重故郷創生プロジェクト」による）
2021年6月：埼玉県吉川市のイオンタウン吉川美南内に「アクアイグニス吉川美南」が関東初オープン。
2022年4月：宮城県仙台市に「アクアイグニス仙台」が開業。
2022年7月：兵庫県淡路市に「アクアイグニス淡路島」がオープン。

アクアイグニスは、地域創生にも貢献しながら、その活動範囲を広げています。

もう一度検索