イオンモール久御山

イオンモール久御山について

イオンモール久御山は、京都府久世郡久御山町にある、イオングループが運営する大型ショッピングモールです。この施設は、核店舗であるイオン久御山店、イオンシネマ久御山、そして隣接するイオンタウン久御山によって構成されています。

開業の背景

1999年、ジャスコ久御山店とイオンシネマ久御山を中心とする大型ショッピングセンターとして開業しました。この地はもともと京阪電気鉄道の資材置き場でしたが、1980年代からショッピングセンター開発計画が存在していました。しかし、大規模小売店舗法による規制や周辺自治体からの反対により、計画の実現には時間がかかりました。

開業当初は「ジャスコ久御山ショッピングセンター」という名称でしたが、2011年にイオングループの店舗再編に伴い「イオン久御山ショッピングセンター」に改称されました。さらに2012年には増築が行われ、現在の「イオンモール久御山」という名称になりました。

土地と運営

土地と建物の所有者は京阪ホールディングスで、同社グループ内での名称は「久御山ショッピングタウン」です。開業当初はイオンリテールが管理・運営していましたが、2013年にイオングループ内の事業再編により、イオンモールに移管されました。

施設の特徴

駐車場Cゾーンには電気自動車用の急速充電器と普通充電器が設置されています。

イオン久御山店

1999年にジャスコ久御山店として開業し、2011年にイオン久御山店に改称されました。店舗を中心とした5km圏内を商圏としており、約30万人の人口をカバーしています。具体的な商圏範囲は、京都市伏見区、宇治市、城陽市、京田辺市、八幡市、長岡京市、大山崎町の一部です。

イオンシネマ久御山

イオンシネマの1号店であり、京都府初のシネマコンプレックスとして、1999年に開業しました。8つのスクリーンを持ち、総座席数は1,826席です。当初はイオンシネマズが運営していましたが、2013年よりイオンエンターテイメントが運営しています。自動車で30分圏内の115万人を商圏としており、他の店舗に比べて広範囲をカバーしています。

イオンタウン久御山

イオンモール久御山に隣接するイオンタウン久御山は、イオングループのイオンタウンが運営する複合商業施設です。以前は水田地帯でしたが、ロック開発によって開発されました。2000年に「ロックタウン久御山」として開業しましたが、2011年に「イオンタウン久御山」に改称されました。当初は3階建ての計画でしたが、容積率の変更により2階建てに変更されました。現在では、エディオン、アカチャンホンポ、ニトリなどの専門店を含む9店舗と、2つの金融機関ATMが設置されています。

アクセス

イオンモール久御山の南東側には、久御山町が設置した「まちの駅クロスピアくみやま」があります。路線バスはこの施設から発着します。

近鉄京都線大久保駅から京都京阪バスで約20分。
京阪本線中書島駅から京都京阪バスで約15分。
片町線松井山手駅から京都京阪バスで約30分。

かつては京阪本線淀駅からもバスが運行していましたが、2015年末で廃止されました。一方で、2018年春からは松井山手駅からのバス運行が開始されました。

車でのアクセス

大阪方面からは第二京阪道路久御山南インターチェンジを降りて直進。
京都市方面からは第二京阪道路伏見インターチェンジを降りて直進。
大山崎ジャンクション方面からは京滋バイパス久御山インターチェンジを降りて「京滋バイパス森」交差点を右折。
* 瀬田東ジャンクション方面からは京滋バイパス巨椋インターチェンジを降りて直進。

駐車場

イオンモール久御山は、大規模な駐車場を備えており、車でのアクセスが便利です。

まとめ

イオンモール久御山は、地域住民の生活を支える重要な商業施設です。多様な店舗やエンターテイメント施設が集積し、幅広いニーズに対応しています。また、近隣のイオンタウン久御山と合わせて利用することで、さらに充実したショッピング体験が可能です。公共交通機関や自家用車でのアクセスも良好で、多くの方が利用しやすい施設となっています。

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