イオン帯広店は、
北海道帯広市に所在する、
イオン北海道が経営する大規模な
総合スーパー(GMS)です。地域の皆様の暮らしを支える商業施設として、幅広い商品とサービスを提供しています。
沿革
この施設は、
1979年(
昭和54年)に「ニチイ帯広店」としてその歴史を開始しました。時代の変化に伴い、
1998年(平成10年)には「帯広サティ」として新たな装いへとリニューアル。さらに
2002年(平成14年)には
ポスフールへの店名変更に伴い、「
ポスフール帯広店」と名称を変更し、地域へのサービスを継続しました。そして2011年(平成23年)、イオンへの店名変更に伴う全国的なブランド統一の流れを受け、現在の「イオン帯広店」へと改称されています。
また、地域との連携を深める取り組みとして、
2017年(平成29年)には
帯広市との間で包括連携協定を締結。これを記念し、帯広・十勝地域に特化したご当地電子マネー「とかち帯広
WAON」の発行を開始しました。
施設構成とテナント
イオン帯広店は、核店舗であるイオン帯広店を中核とし、加えて約83もの多様な専門店が集まる複合商業施設として機能しています。建物の構造面では、お客様が快適に利用できるよう、自動車用の立体駐車場棟と本館の2階部分が連絡通路で結ばれており、スムーズな移動が可能です。
施設内には、日々の買い物に必要な品々から、ファッション、雑貨、書籍、アミューズメント、サービスまで、幅広いニーズに応える店舗が展開されています。
主なテナント(2022年5月時点の情報に基づきます)
各フロアには、以下のような様々なジャンルの店舗が営業しています。
1階:
飲食関連では、手軽に楽しめる中華料理の「
餃子の王将」、たこ焼きの「
築地銀だこ」、石焼きビビンバ専門店の「石焼ビビンバ」、人気のアイスクリームショップ「サーティワンアイスクリーム」、そしてコーヒー豆や輸入食品の「カルディコーヒーファーム」などがあります。
食品・菓子類では、地元帯広を代表する菓子店の「柳月」や「六花亭」が出店しています。
アパレルでは、ファミリー向けの「コムサイズム」やメンズ・レディスファッションの「THE SHOP TK」が見られます。
その他、幸運を試せる「チャンスセンター(宝くじ)」なども設けられています。
2階:
レディスファッションの「
ハニーズ」や、ファミリー向けのカジュアルウェアを提供する「
ライトオン」があります。
CD・DVDなどを扱う「
玉光堂」、均一価格商品の「セリア(100円ショップ)」、書籍販売の「くまざわ書店」もございます。
靴専門店の「
ABCマート」や、近年人気のカプセルトイ専門店「#C-pla」も出店しています。
お子様が楽しめる「キッズパーク(ゲームコーナー)」もこのフロアにあります。
3階:
歯科医療を提供する「イオン歯科クリニック」や、ペット用品や生体を取り扱う「プリティワンワン(ペットショップ)」が入居しています。
最新のテナント情報や各店舗の営業時間、ATM設置金融機関などの詳細については、公式サイトの「専門店・フロアマップ」や関連ページをご確認ください。
アクセスと駐車場
イオン帯広店は、
帯広市内の主要道路である西5条通および西南大通沿いに位置しており、自動車でのアクセスに便利な立地です。公共交通機関をご利用の場合、
十勝バスの「イオン帯広店前」バス停が施設の目の前にあり、こちらで下車することができます。
鉄道を利用される際は、
北海道旅客鉄道(JR
北海道)の
帯広駅から徒歩で約15分程度で到着します。自動車でお越しの場合は、JR
帯広駅からは約7分、
帯広広尾自動車道の帯広川西インターチェンジからは約10分ほどの距離です。
お客様用の駐車場は合計1,623台を収容可能で、お車での来店にも十分対応しています。
関連項目
イオン帯広店に関連する事項として、近隣のイオン系施設である
イオンモール釧路昭和、イオン釧路店、イオン厚岸店のほか、運営元であるイオン株式会社や
イオン北海道、そして
イオングループ全体の商業ブランドなどが挙げられます。
詳細については、イオン帯広店の公式サイトをご参照ください。