イメージニクス株式会社について
イメージニクス株式
会社(IMAGENICS Co.,Ltd.)は、業務用
放送機器、
映像機器、
通信機器の専門メーカーです。特に、
HDMI、SDI、SDVoEなどの
映像信号を長距離伝送、切替、分配、変換する機器の開発・製造に強みを持っています。
製品の特徴
同社は製品の自社開発・設計、国内生産を徹底しており、24時間365日の連続稼働を前提とした信頼性の高い製品を提供しています。そのため、
放送局、映像音響イベント、サイネージ、鉄道・交通、プラント設備、文教施設、医療現場など、幅広い分野で同社の製品が採用されています。
独自規格である「IMG.Link」は、
同軸ケーブル1本で
4K解像度の
HDMI2.0/HDCP2.2映像(4K@60p 4:4:4)、音声、制御信号をまとめて長距離伝送することを可能にしました。IMG.Linkシリーズは、
HDMI、SDIデジタル信号に加え、
NTSCビデオ信号やアナログRGB信号にも対応しています。
また、
映像信号を複数箇所へ分配したり、長距離伝送するための様々な製品も提供しています。
同軸ケーブル、
光ケーブル、LANケーブル(
HDBaseT)を用いた伝送器、ソース機器との間でEDIDを代行するエミュレータ製品、様々な
映像信号の変換器など、豊富なラインナップを誇ります。
沿革
- - 1981年: 本庄電機株式会社として設立。電子機器の設計・開発・製造・販売を開始。
- - 1983年: 「イメージニクス/IMAGENICS」を商標登録し、社名をイメージニクス株式会社に変更。ビデオマトリックススイッチャーの販売を開始。
- - 1987年: 本社を東京都渋谷区道玄坂に移転。
- - 1993年: 広帯域RGBマトリックススイッチャーの販売を開始。
- - 1995年: SD-SDIマトリックススイッチャーの販売を開始。
- - 1996年: 東京都調布市に本社ビルを建設し、本社を移転。渋谷区道玄坂に営業本部、大阪に営業所を開設。
- - 1997年: ビデオフレームシンクロナイザ、スキャンコンバータの販売を開始。
- - 1999年: アナログマルチスイッチャーの販売を開始。
- - 2000年: RGBフレームシンクロナイザの販売を開始。
- - 2004年: 業務拡大に伴い、営業本部を移転。
- - 2006年: デジタルRGB (DVI/HDMI) スイッチャー、HD-SDI光伝送器の販売を開始。
- - 2007年: 福岡営業所を開設。HD-SDIマトリックススイッチャーの販売を開始。
- - 2009年: 業務拡大に伴い、大阪営業所を移転。DVI/HDMI光伝送器の販売を開始。
- - 2010年: 業務拡大に伴い、福岡営業所を移転。HDBaseT (HDMI Cat5e/6) 伝送器の販売を開始。
- - 2011年: デジタルマルチスイッチャーの販売を開始。
- - 2012年: 独自規格HDMI同軸伝送器「IMG.Linkシリーズ」の販売を開始。
- - 2015年: 東京都調布市に本社第2ビルを竣工。
- - 2016年: 4K HDMI関連製品の販売を開始。
- - 2018年: 代表取締役社長が交代し、長谷川宏一氏が社長に就任、本庄洋造氏が取締役会長に就任。
- - 2019年: 4Kスキャンコンバータ(4Kマルチビューア)の販売を開始。
- - 2020年: 4K対応のIMG.Link伝送器の販売を開始。
- - 2021年: Media Over IP(SDVoE)製品「NEX-SMARTシリーズ」の発売を開始。創業40周年を迎える。
- - 2023年: 12G-SDI対応の4K HDMIコンバータ、4K HDMI対応の12G-SDIコンバータを発売。
イメージニクスは、創業から40年以上にわたり、映像業界のニーズに応える革新的な製品を提供し続けています。
外部リンク