カトリック三浦町教会

カトリック三浦町教会

カトリック三浦町教会は、長崎県佐世保市三浦町に位置する教会とその聖堂です。佐世保駅周辺のランドマークとして知られ、その美しい外観は佐世保市を代表する建築物として、2004年に第6回佐世保市景観デザイン賞を受賞しました。

歴史

元々は佐世保市役所に近い谷郷町に1897年（明治30年）に建てられました。その後、3代目の主任司祭である脇田浅五郎（後の横浜教区長）が尽力し、現在地に新しい教会堂を建設することになりました。1931年（昭和6年）12月8日（無原罪の聖マリアの祝日）に献堂式が執り行われています。

佐世保駅前の左手正面の丘に建つ教会堂は、軍港（佐世保港）周辺施設を一望できる場所に位置していたため、第二次世界大戦中は軍からの監視を受けていました。空襲を避けるため、白い外壁にコールタールを塗って黒一色の姿に変えられましたが、1945年（昭和20年）6月28日の佐世保大空襲では焼失を免れました。

終戦後、外壁は元通りの白い姿に戻されましたが、教会堂のすぐ下を走る国道35号の拡幅工事に伴い、前の山が削られました。そのため、擁壁に途中折り返し付きの急な階段で登る現在の形になっています。

教会の保護者

至聖なるイエスの聖心

所在地

〒857-0863 長崎県佐世保市三浦町4番25号

アクセス

JR・松浦鉄道佐世保駅から徒歩3分
西肥バス（させぼバスも含む）「戸尾町」下車

周辺情報

聖心幼稚園 - 同敷地内にあった学校法人純心女子学園が経営する幼稚園。園舎の耐震性不足など諸事情により2017年3月をもって閉園。
アルカスSASEBO - 国道を挟んで正面にある多目的ホール。
佐世保駅
えきマチ1丁目佐世保
四ヶ町商店街

外部リンク

三浦町教会のホームページ

カトリック三浦町教会は、その美しい姿と歴史を通じて、佐世保の街を見守り続けています。

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