ガク割

ガク割（ガクわり）について

ガク割は、2000年11月1日から2009年8月9日までKDDIと沖縄セルラー電話が提供していた、学生限定の月額使用料割引サービスです。auブランドの携帯電話において、学生を対象としたお得な料金プランを提供していました。

サービス内容

ガク割の主なサービス内容は以下の通りです。

基本料金の割引: 基本使用料が50%割引されます。
通話料の割引: au携帯電話や固定電話への通話料、Cメール送信料が50%割引になります。
他社への通話料の割引: 他社携帯電話やPHSへの通話料は20%割引となります。
割引対象外: 国際通話やパケット通信料は割引の対象外です。

注意点

ガク割を利用するにあたっては、いくつかの注意点がありました。

対象機種: CDMA 1X端末のみが対象でした。
契約期間: 1年間の契約期間があり、期間中の解約やガク割解除には3,000円（税別）の契約解除料が発生しました。
契約解除料免除の条件: 学生でなくなった場合やCDMA 1X WIN端末へ機種変更した場合、年割・誰でも割に移行すれば契約解除料は免除されました。また、2004年2月29日以前に契約した場合は、契約解除料はかかりませんでした（現在も1年契約を継続している場合に限る）。
無料通話: 無料通話分も半額となります。au携帯電話などへの通話料が半額となるため、最大無料通話可能時間は変わりませんが、他社携帯やPHSとの通話が多い場合は、ガク割を適用しない場合よりも無料通話可能時間が短くなっていました。
併用不可の割引: 指定割など、CDMA 1Xプランで申し込める他の割引サービスとの併用ができない場合がありました。これらの割引が既に適用されている場合は、ガク割の適用は翌月からとなり、併用できないサービスは解除されました。
対象外の学生: 小学生やauが指定していない学校の生徒は、ガク割を利用できませんでした。
その他: 無期限くりこしや家族割での無料通話分の分け合いは不可でした。家族割の対象回線に含めることは可能ですが、Cメール無料以外のサービス（家族間通話無料など）はガク割利用者には適用されませんでした。

新規受付の終了

CDMA 1Xの新規受付が2009年8月9日に停止されたことに伴い、ガク割も同日に新規申し込みを停止しました。ただし、既存の利用者はCDMA 1Xサービスの停波となる2012年7月22日まで利用可能でした。

同類サービス

他社でも学生向けの割引サービスが提供されていました。

タイプシンプル学割（NTTドコモ）: 2010年の学生向け割引サービス
応援学割（NTTドコモ）: 2011年1月28日～2011年5月31日申込限定の学生向け割引
学生割引（ソフトバンクモバイル）: オレンジプランに含まれ、SoftBank 3Gでの契約も可能
ホワイト学割（ソフトバンクモバイル）: 2008年2月1日から5月31日までの期間限定割引サービス。ホワイトプランに含まれ、SoftBank 3Gのみ加入可能

関連項目

ガンガン学割・ともコミ学割: ガク割の後継サービスにあたる同キャリア向けの学生限定の月額使用料割引サービス
auの学割: 2013年以降より提供されるガンガン学割・ともコミ学割の後継サービスにあたる同キャリア向けの学生限定の月額使用料割引サービス

外部リンク

ガク割 (@ymobileOfficial) - X（旧Twitter）
* カスタマーサービス担当 (@ymobile_Care) - X（旧Twitter）

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