クリス・パークス

アビス(クリス・パークス)



クリス・パークス(Chris Parks、1973年10月4日 - )は、アメリカ合衆国出身のプロレスラーであり、アビス(Abyss)のリングネームで広く知られています。覆面レスラー時代のケインやマンカインドを彷彿とさせる異様な出で立ちと、スーパーヘビー級の巨体から繰り出される規格外のパワーで、「ザ・モンスター(The Monster)」の異名を持ちます。

トレードマークは、大量の画鋲が詰め込まれたズタ袋。これを使って相手を攻撃しようとするも、逆に自分が叩きつけられる展開がお約束となっています。

来歴



1995年プロレスラーとしてデビュー後、各地のインディー団体を転戦。2003年よりTNA(現Impact Wrestling)にアビスとして所属。当初はキッド・キャッシュのボディーガードを務めていましたが、後に仲間割れし、シングルプレイヤーとしての道を歩み始めます。A・J・スタイルズとの抗争後、アレックス・シェリーやマネージャーのゴールディー・ロックスとユニットを結成するも、ゴールディーのわがままに嫌気がさし、再び独立。

その後は、ライノ、レイヴェン、モンティ・ブラウンといった強豪を相手に、ハードコア・レスリングを展開。TNAを代表する怪物レスラーとしての地位を確立しました。また、TNAと並行してROH(Ring of Honor)にも参戦し、2003年の初登場から2006年まで、断続的に出場を続けています。

TNAでは2005年より、ファーザー・ジェームズ・ミッチェルをマネージャーに迎え、トップ戦線で活躍。しかし、ミッチェルと決別後は、2007年上期よりクリスチャン・ケイジ率いるチーム・クリスチャンに加入。しかし、チームから裏切りに遭い、リンチを受けるという憂き目に。これを機にベビーフェイスへと転向し、スティングとタッグを組んだり、2010年にはハルク・ホーガンとも共闘しました。

日本へは、2008年1月に新日本プロレスのレッスルキングダムII IN 東京ドームで初来日。中西学と対戦。2014年3月には、WRESTLE-1に来日し、高山善廣と対戦しています。

2019年からは、WWEにプロデューサーとして契約し、裏方として活躍しています。

得意技



ブラックホール・スラム(旋回式スクラップ・バスター)
ショック・トリートメント(シットダウン式アルゼンチン・バックブリーカー
チョークスラム
ビッグブート

獲得タイトル



TNA/Impact Wrestling



NWA世界ヘビー級王座(TNA版):1回
NWA世界タッグ王座:1回(w / A・J・スタイルズ)
TNA世界タッグ王座: 2回 (w / ジェームズ・ストーム、クレイジー・スティーブ)
TNA TV王座:2回
TNA Xディヴィジョン王座: 1回
インパクト殿堂(2018年)

IWA



IWAインターコンチネンタル王座:1回
IWAハードコア王座:3回
IWA世界タッグ王座:3回(w / ミゲル・ペレス・ジュニア×2、シェイン・ザ・グラマー・ボーイ×1)

NWA



NWAサイバースペース・ヘビー級王座:1回
NWAアイオワ・ヘビー級王座: 1回
NWAミズーリ・ヘビー級王座:1回
NWAワイルドサイド・ヘビー級王座:1回
NWAフロリダ・ジュニアヘビー級王座: 1回

AAA



AAA世界タッグチーム王座: 1回(w / チェスマン)

BCW



BCW Can-Amヘビー級王座

BPW



BPWヘビー級王座: 1回

リング・カ・キング



リング・カ・キング・タッグチーム王座: 1回(w / スコット・スタイナー

OPW



1PWヘビー級王座: 2回

Superkick'D



Superkick'D王座: 1回

UWA



UWAヘビー級王座: 1回

WWA



WWAヘビー級王座: 1回

MFPW



MFPWヘビー級王座: 1回

外部リンク



TNA Profile
* Online World of Wrestling Profile

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。