グルッポ・ムジカーレII

『グルッポ・ムジカーレII』

『グルッポ・ムジカーレII』は、坂本龍一が1993年6月21日にリリースしたベスト・アルバムです。このアルバムは、彼の幅広い音楽スタイルを反映した選曲で構成されており、これまでの作品から特に印象的な楽曲が厳選されています。

アルバムの概略

このベストアルバムには、アルバム『B-2ユニット』の楽曲から『ハートビート』まで、計12曲が収録されています。選曲は坂本自身が行っており、各曲は彼の豊かな音楽性を示すものとなっています。

収録曲一覧

以下に、アルバムに収められている楽曲の詳細を紹介します。

1. Sayonara
- 作詞：鈴木慶一
- この曲はシングル『サヨナラ』に収録され、坂本の名曲の一つとして知られています。

2. Amore
- 作詞：アート・リンゼイ
- アルバム『ビューティ』に収録されている美しいバラード。

3. Okinawa Song Chin Nuku Jnushii
- 作詞：朝比呂志、作曲：三田信一
- アルバム『ネオ・ジオ』からの楽曲で、沖縄の風情を感じさせる一曲です。

4. Risky
- 作詞：イギー・ポップ、作曲：イギー・ポップ、坂本龍一、ビル・ラズウェル
- アルバム『Behind The Mask + 3』に収録されており、ポップなエッセンスが光ります。

5. オネアミスの翼メイン・テーマ
- ミニ・アルバム『オネアミスの翼〈イメージスケッチ〉』に収録された、映画の印象的なテーマ。

6. 子猫物語オープニング・テーマ
- サウンドトラック『子猫物語』から、心温まるメロディーが特徴です。

7. G.T.
- 作詞：ピーター・バラカン、日本語原詞：矢野顕子で、シングル『G.T.』に収録されています。

8. Adelic Penguins
- アルバム『エスペラント』に収録された独創的な楽曲。

9. Field Work
- 作詞は坂本龍一とトーマス・ドルビーの共同で、シングル『フィールドワーク』に収録。

10. Tibetan Dance
- アルバム『音楽図鑑』からの楽曲で、リズミカルな踊りを彷彿とさせる作品。

11. Merry Christmas Mr. Lawrence
- アルバム『コーダ』に収録されており、映画の名シーンを彩る美しいメロディーです。

12. Father Christmas
- サウンドトラック『戦場のメリークリスマス』に収録されており、深い感情を呼び起こします。

13. Just About Enough
- 作曲：坂本龍一、ロビン・スコット、エイドリアン・ブリューによる12インチシングル『アレンジメント』に収録されています。

14. riot in Lagos
- アルバム『B-2ユニット』の収録曲で、坂本の音楽的探求の成果が音に表れています。

おわりに

『グルッポ・ムジカーレII』は、坂本龍一の音楽的旅路を振り返ることができる貴重なコレクションであり、彼の多様なスタイルと創造力を堪能できる一枚です。音楽好きの方々にとって、聴く価値のある素晴らしいアルバムです。

もう一度検索