ケビン・オグレツリー

ケビン・オグレツリー（Kevin Ogletree、1987年8月5日 - ）は、ニューヨーク市クイーンズ区出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはワイドレシーバーでした。

大学時代

バージニア大学時代には、アトランティック・コースト・カンファレンスのオールチームに2度選出されるなど、その才能を発揮しました。しかし、怪我にも悩まされ、2006年シーズン終了後には手首の関節鏡視下手術、2007年3月には前十字靭帯断裂という大怪我に見舞われました。それでも、怪我から見事に復帰し、2008年にはチームトップとなる58回のレシーブ、753ヤード、5TDを記録しました。

プロ入り後

3年次終了後、NFLドラフトにアーリーエントリーしましたが、2009年のNFLドラフトでは指名されませんでした。その後、ダラス・カウボーイズのトレーニングキャンプに参加し、プレシーズンゲームで印象的なプレーを披露し、9月6日に契約を結びました。2009年は、7回のレシーブで96ヤードを記録しました。2010年は、7試合をインアクティブで過ごし、キックオフリターンの際に爪先を負傷し、故障者リスト入りしたため最後の3試合を欠場、6試合の出場にとどまりました。

2011年には、リハビリを経て怪我から復帰し、オプションレシーバー、キックオフリターナーとしてプレーしました。2012年3月16日には、カウボーイズと再契約を結びました。開幕を第3WRとして迎え、開幕戦のニューヨーク・ジャイアンツ戦では8回のレシーブで114ヤード、2TDをあげる活躍を見せました。11月4日のアトランタ・ファルコンズ戦では、3回のレシーブで96ヤード、1TDを記録しました。この年は自己ベストとなる32レシーブを記録しました。

2012年シーズン終了後、フリーエージェントとなった彼は、2013年3月13日にタンパベイ・バッカニアーズと契約を結びました。バッカニアーズでは4試合に出場し、8レシーブ、70ヤード、1TDの成績をあげた後、解雇されました。第4週のアリゾナ・カージナルス戦では5回のレシーブで30ヤードを獲得しました。10月2日には、デトロイト・ライオンズと契約を結びました。感謝祭の日に行われたグリーンベイ・パッカーズ戦では、ワンハンドキャッチでのTDを決め、40-10で勝利したライオンズは、サンクスギビングゲームで10年ぶりの勝利を飾りました。

プレースタイル

高い身体能力を生かしたプレーが持ち味で、特にレシーブ技術に優れていました。また、キックオフリターナーとしても活躍するなど、ユーティリティ性も兼ね備えていました。

引退後

引退後の活動については、詳細な情報は見つかっていません。

外部リンク

ケビン・オグレツリー (@KOforPrez) - X（旧Twitter）
通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）

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