ジェームズ・ジョーンズ (野球)

ジェームズ・スティーブン・ジョーンズ（James Steven Jones, 1988年9月24日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身のプロ野球選手。左投左打の外野手として知られています。現在は、MLBのテキサス・レンジャーズ傘下に所属し、メジャーリーグでの活躍を目指しています。

経歴

2009年、MLBドラフト4巡目（全体113位）でシアトル・マリナーズから指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。同年7月14日に契約を締結し、A-級エバレット・アクアソックスで45試合に出場。打率.311、3本塁打、24打点という成績を残し、将来を嘱望される存在となりました。

2010年にはA級クリントン・ランバーキングスで132試合に出場し、打率.269、12本塁打、65打点、24盗塁を記録。着実にステップアップを果たしました。2011年にはA+級ハイデザート・マーベリックスで83試合に出場し、打率.247、5本塁打、29打点、16盗塁という成績を残しています。

2012年は再びA+級ハイデザートでプレーし、126試合に出場。打率.306、14本塁打、76打点、26盗塁と、前年を大きく上回る成績を収めました。2013年にはAA級ジャクソン・ジェネラルズで101試合に出場し、打率.275、6本塁打、45打点、28盗塁をマーク。同年8月にはAAA級タコマ・レイニアーズへ昇格し、4試合に出場しました。オフの11月20日には40人枠入りを果たし、メジャー昇格への期待が高まりました。

2014年はAAA級タコマでシーズンを迎え、4月16日に念願のメジャー昇格を果たしました。4月18日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビューを飾り、7回裏から右翼の守備に就きました。8回表にはA.J.ラモスからメジャー初安打を記録し、1打数1安打という結果でした。しかし、4月20日にはAAA級タコマへ降格となりました。このシーズン、打撃面では課題を残しましたが、27回の盗塁成功に対し盗塁死は1回のみと、高い盗塁技術を披露しました。

2015年は出場機会が大幅に減少し、極度の打撃不振に陥りました。28試合の出場で打率は.103に留まりました。守備面では、20試合で中堅手を守り無失策でしたが、DRS（Defensive Runs Saved）は-5と、改善の余地が見られました。また、右翼手として6試合、左翼手として2試合に出場しましたが、これらのポジションでは無失策・DRS0という結果でした。

レンジャーズ傘下時代

2015年11月16日にレオネス・マーティン、アンソニー・バスとのトレードで、トム・ウィルヘルムセンおよび後日発表選手とともにテキサス・レンジャーズへ移籍。しかし、同年12月2日にノンテンダーFAとなり、再び所属球団を探すこととなりました。

ジェームズ・ジョーンズは、俊足巧打の সম্ভাব性を持った外野手として、今後の活躍が期待される選手の一人です。

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